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妻と会話する時間がなくて困っているあなたに伝えたい、寝かしつけの工夫

妻と関係を改善したいのだけど、なかなか妻と話す時間を作れない。

仕事から帰ってきてからは、夕飯やらお風呂入れやら宿題のチェックやら大忙しで、妻は子どもたちの寝かしつけをしているうちに寝てしまう。

「寝かしつけが終わったら話そう」と妻に伝えても、「疲れているから、寝かしつけの後に起きてきたくない」と言われてしまう。

そんなことってありませんか?

ぼくもよくありました。なかなか妻と話す時間が作れなくて、二人の間の距離を埋めることができず、その距離感すら分からなくなってたんです。

でも、この問題は「子どもの寝かしつけ問題」をクリアすることで、なんとか解決できました。

今では、毎日30分から1時間程度は、妻と二人だけで話す時間を作ることができ、二人の間にあった距離も埋めることができました。

今日は、「子どもの寝かしつけ問題」をクリアすることで、妻との会話時間を作る方法について書こうと思います。

妻と二人だけの会話は「寝かしつけ後」しかない

うちには3人の男の子がいるんですが、保育園や小学校から帰ってきてから寝るまでって、意外に時間がないんですよね。

宿題をやって、食事の準備をして、ご飯を食べさせて、お風呂に入れて(2歳の三男は一緒に入って体を洗ってあげる)、一緒に遊んで、歯磨きして、絵本を読んでとやっていると、あっという間に時間が経ってるんですよね。

日中は仕事をしているので、妻との会話時間はないわけなので(リモートワークの日ならランチを一緒に食べるけど)、妻と二人だけになれて会話ができるタイミングというのは、子どもが寝たあとしかないわけです。

そして、妻との関係を改善しようと思った時には、会話を通して二人の距離を埋めていくしかありません。

会話をしたいのだけど、その会話をする時間がない。そうなると、妻との関係は一向に改善されないんです。

だからこそ、「寝かしつけ後」の時間をいかに作るかが大事なわけです。

ぼくも、妻との関係を改善させるための有益な会話は、「寝かしつけ後」にしか行えませんでした。

「寝かしつけ問題」をいかにクリアするか?

結論から言うと、「寝かしつけ問題」を解決することができれば、妻との会話時間を作れて、妻と向き合うことができるようになり、二人の関係は改善がしやすくなります。

では、どうやって「寝かしつけ問題」をクリアするかですが、妻にこの問題を解決するメリットがない場合、ぼくら夫側から率先して解決していかないといけません。

他の問題の場合もそうですが、妻が夫の関係を修復したいと望んでいない場合は、妻がなんらかのアクションを取ってくれると期待せずに、こちらから行動していかないといけません。

妻としては(このままでも、別に生活に困るわけじゃないし)と思っているケースが多いので、夫との関係を改善しようと行動する動機があまりないんですよね。

もちろん、夫婦関係がよくなったほうがいいけれど、(なんど言っても変わらない人の相手をするのは疲れる)と思っていることの方が多いです。

実際、ぼくも何度か言われたことがありますし、女性からこの言葉を何度も聞きました。

ですので、ぼくらがこの「寝かしつけ問題」の解決をハンドリングしないといけないんです。

では、どうやって解決させるかですが、この本が一番役に立ちました。

マンガ版と通常の本がありますが、子育てに忙しいパパママはマンガの方がいいと思います。ぼくもマンガでサッと読みました。

内容を簡単に一言で言うと「どんなに子供が泣いても部屋に行くな」です。

スパルタ...と思うかもですが、ぼくは最初は、子供が5分間泣き叫び続けたら部屋に行ってあげて、またその後一人にしました。

そして、また泣き出して5分間泣き続けたらまた部屋に行くというのを繰り返しました。

2週間続けたら、ちょっとずつ子どもが一人で寝られる時間が増えていったんです。

子どもたちが4歳とか5歳の頃は、寝たと思っても「水を飲みたい」と言って起きてくることもありましたが、今(上の双子は6歳、下の子は2歳)は、3人一緒に寝室に行って勝手に寝てくれます。

下の2歳の子は、途中で泣いてしまうことがあるので、少しだけ添い寝をすることもありますが、ほとんど子どもたちだけでぐっすり寝てくれるようになりました。

おかげて、ぼくらは寝かしつけ問題から解放され、二人だけの時間を作れるようになったんです。

でも、下の子が0歳の頃に、この「一人でねんねトレーニング」を始めたのですが、最初はものすごい声で泣き叫ぶので心が折れそうになったんですよね。

この「泣き叫び」に耐えられなくて、「一人でねんねトレーニング」に挫折する人が多いんだと思います。

それなら、一緒に添い寝してあげて、そのまま一緒に寝てしまえばいいやってなりますからね。

でも、そうすると、妻が子どもたちと一緒の部屋で寝るようになり、夫婦二人だけの時間も作れなければ、同じ寝室で夫婦が二人だけで寝ることも無くなっちゃうんですよね。

そうやって、心も体も、夫婦二人の距離がどんどん開いていってしまうんだと思います。

「寝かしつけ問題」をクリアするためのマインドセット

「寝かしつけ問題」をクリアするためには、かなりの根気が要ります。

なんせ、泣き続ける子どもの泣き声を、あえて放置しなければならないんですから。

母親ならなおさら我慢できないと思います。

だからこそ、ぼくは、この役目はぼくら夫がやった方がいいと思っています。

妻にやらせてしまうと「もう、あたし、このまま子どもたちと一緒に寝るわ。疲れたし。」となってしまうんですよね。

ぼくも、何度も妻にそう言われました。

子どもが寝たと思ってリビングでくつろいでいたら、「パパ〜」と寝室から呼ばれた時には、ものすごい疲労感を覚えるんですが、ここで諦めてしまうと妻が「あたしが一緒に寝るから」となってしまうので、頑張らないといけません。

はっきり言って「苦行」です。

子どもが一人で寝られるようになるまでは、苦行の連続です。

(もう、嫌だ!)と投げ出したくなるし、(なんで、こんなことやってんだっけ?)と思うこともあります。

だけど、ここで妻に寝かしつけを任せてしまうと、妻と二人でいられる時間を作ることはできないんです。

子どもの寝かしつけ後の時間しか、夫婦二人でいられる時間はないからです。

そして、この「寝かしつけ後の時間」に、妻を疲れさせてはいけないんです。

「もう、疲れたから、あたし寝るわ」と言われてしまうし、寝なかったとしても、妻が疲れ果てていると「会話をする気力」がなくなってしまうからです。

・「寝かしつけ」作業は夫がハンドリングする
・「寝かしつけ後」の時間に妻が疲れていないよう、妻の疲労度を調整する

「寝かしつけ後の時間」を夫婦二人だけの時間とし、関係改善のための会話時間にしたいのならば、この二つを意識する必要があります。

はっきり言って、最初の数週間はものすごく大変でしたが、大変なのは最初だけで、子どもたちも自分たちだけで寝る習慣が作れたら、あっという間に楽になるんです。

そうなるまで、ぼくら夫が根気強く「寝かしつけ」作業を継続していかなければいけません。

でも、それだけの価値があったなと、妻との関係は改善できた今はそう感じています。

妻との関係を改善したいと思っている方の参考になれば幸いです。

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