【原稿】人と本気で向き合う
皆さんは人間関係に悩んでいませんか?
私は表面的な薄く軽い人間関係に悩んできました。
しかし本当の意味で良好な人間関係を築きたいと望むなら、これまでのコミュニケーションを変える必要があります。
「一切のジャッジを捨て、目前の人の望みと可能性だけを見て関わる。」
世の中、他人の話を聞いていない人が90%です。
他人の話を聞いているふりして、自分の解釈を探している。
他人の話を聞いているふりして、自分ならどうするって考える。
他人の話を聞いているふりして、あなたはダメね・いいねと判断する。
つまり、
他人の話を聞いているふりして、自分のことを考えているんです。
「うんうん」とうなずいているのに、心は自分の体裁を考えているんです。
もちろん、ビジネスにおいて仮説を持って会話することは重要です。
ですが、とはいえ目の前にいるのは感情や願望を持った一人の人間です。
そしてあなたは1対1の人間関係を築いています。
特にマネージャーをやっている人は、1on1をやる方もいるかもしれません。
そんなときに解釈や判断を捨て、目の前の人に純粋になれるか。
例えそれは10分でも15分でも構わない。
特に自分の大切な人と貴重な時間を共有できることは重要なのではないでしょうか?
目の前の人に集中するためのTipsを3つご紹介します。
今日から実践できます。
1.スマホの画面を下にして鞄にしまう
2.メモを取る
3.たった10分のスケジュールを確保し、絶対に死守する
これだけです。
人間の集中力はスマホによって拡散します。
「スマホの使用により集中力や作業記憶が脅かされるだけでなく、学習能力も落ちる」
人間の集中力は15分が限度と言われています。その為、近くにスマホがあるだけでそちらに気を取られてしまうのです。
参考文献:「スマホ脳」/アンディシュ・ハンセン
メモを取るのはもちろんメモを取ることに意味がありますが、「メモを取ってくれている」という姿勢が実は嬉しかったりするのです。
相手が自分の話を真剣に聞いてくれて、学んでくれているという感覚、これ実はすごく貴重ですよね。
(だからと言って適当にメモしないでくださいね)
そして最後は会話の時間を絶対に何があってもリスケしないこと。
リスケ=あなたと話すよりも他に重要な仕事があると宣言しているようなものです。
本当にリスケが必要な場合であれば、「あなたとゆっくり話をしたい。この日よりもこの日の方が話がしやすいんだけど、変更してもいいかな」と伝えてみるといいですね。
さて今日は人間関係について考えていきました。
「一切のジャッジを捨て、目前の人の望みと可能性だけを見て関わる。」
多くの人が悩む人間関係は、実は自分に原因があるかも?そう思えるだけで少し違ったものの見方・行動が選択できるかもしれませんね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?