見出し画像

また読み掛けの本がある。

酷く間をおいて、思い出したかのように始めた片付けの最中、捨てずにまとめていた商品券がそれなりの額になっていた。恐らく毎度『ホントに使えるの?』と対峙して、しかし今回は使用期限を探していた。

ノート、メモは最後まで使い切らなくなった。昔の自分に怒られろ。ペンも何本もある。そして本も読み切れなくなった。読み掛けの本はたくさんある。

何度もあがってくるオススメ動画からその人を知って、その足で(厳密には2日後くらい)本屋に行った。商品券で買ったから、本のカバーは遠慮した。まだ読み切ってはいないが、この本、私には効果覿面(てきめん)だった。

深く納得に繋がれば、動き出す。タバコを辞めたのも、禁煙の本を読んでいる内に『なんで吸い始めたんだろう』と考えて、背伸びしたかったんだろうなと思い返した。そして不図、背伸びって歳でもなくなったな、と思ったら吸わなくなった。もう随分な昔話だが、あの本も読んだのは10頁くらいだ。

いつも買ったことで満足してしまう。買った本を傍に歩いている自分ちょっと賢そう、と遥か遠くで思っている。そしてまた読み掛けの本が嵩張る。ただのプット。put。put this book on a book I put on a book..... I haven't finished reading yet.

続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?