【慎重な人向け】行動しやすくなる方法3選

私は慎重な性格で、行動する前に事前に念入りにリサーチしたりリスクについて考えすぎてしまう。
安定思考で現状維持を望むし何か行動をする際には前例や実績を重視する。

私が習慣化やルーティン化を取り組む根本には、こういった現状維持、たくさんの新しいことを挑戦したくないという慎重さが働いているのだと思う。

しかしこの考えばかりだと新しい行動ができず、一生現状維持、あるいは衰退していくような気がした。

新しいことをする際に、必要以上のブレーキを踏んでいる状態。

何も変わらない代わりにつまらない人生になる気がした。

そんな自分に抗うべく少しずつ自分の心のままに行動をしていったことで人生が好転している感覚を得られるようになってきた。

今回は慎重な人向けに行動しやすくなる方法について、自分の過去体験も踏まえて話してみる。


①案外なんとかなると楽観視する


失敗したらどうしようと考えてみても、一度行動しまえれば案外どうにかなることが多い。
慎重な人は恐れすぎであり、恐れていることは意外と起こりずらいものである。
私自身、勇気を出して行動してみたら行動する前より良くなることが多かった。

一例として、私が初めて美容院にいったときの話をする。
昔は美容院はオシャレな人しか入れないと思っていたから怖くて行けなかった。場違いではないか、美容師や他の客からどんな目で見られるんだろうか、といった今思えばくだらない理由でストップをかけていた。

だから家近くの床屋に昔から惰性で通っていた。
その床屋の技術や仕上がり、接客が特別好きだったわけではない。それしか知らなかったのでそれが当たり前だった。
散髪に対して好きも嫌いもなかった。

けれども一度美容院に行くと雰囲気、サービス、仕上がり、満足度が圧倒的に高く自分の美意識が上がった。自分のことが好きになれた。自信が付いた。
今まで面倒だと思えた散髪がリラックスできる楽しみの場に変わったことを覚えている。
いままで通っていた 床屋より金額はあがったが満足感は大幅に上がった。
今まで小さいことにビビって美容院に行かなかったのを後悔した。
小さい出来事ではあるが、新しい行動をして良かったと思った。

もう一例、実家から出て一人暮らしの時の話をする。
初めは自炊、手続き、引越し、家賃のやりくりなど自分にはできるのかとやってもないのに不安、面倒で実家から出るのをためらっていた。

けれども一度不動産屋に行ってみたらすんなり進んで結局1ヶ月で引っ越しできた。
そして一人暮らしを始めて生活の充実度、満足度が大きく上がった。
多くの人が一人暮らしができているのだから、自分だけができないはずがないのだ。

以上のことからは、どんなに考えていてもやってみないとわからない。
新しい挑戦は不安だけどやってみたら案外前より良くなることも多い。
怖くても一歩を踏み出してみることの大切さを知った。

ちなみに上の二つの行動が取れた理由としては、行動に至る恐怖を上回る強い動機(外部からの刺激)があったからだ。

美容院については、就活時に面接官から指摘されたことでこのままだとまずいと焦りを感じたこと、
二つ目の一人暮らしについては彼女ができたことでいつまでも実家暮らしだとダサいと感じたためだ。

逆に動こうとする強い動機がないと人は動きたがらない、現状維持を好む生き物だと思う。
新しいことをはじめると考えることも多いしエネルギーを使う。
だから今までと同じことをした方が楽だから今の環境とどまろうとするのだ。

②適切にリスクを捉えること

慎重なことが全て悪いことではない。リスクを事前に察知できることは良いことだと思う。
しかし、その察知能力が強く働き過ぎてしまい、現状が悪くなっているのにもかかわらず動けなくなってしまうのではまずいと思う。
リスクを考える上で大切にしている考え方として、現状行動しない時のリスクも考えることが大切になってくる。

たとえば学生時代に恋愛したいと思っていたけど色々言い訳をして何も行動しなかったとする。ここではフラれたり傷ついたりするリスクを回避できたかも知れない。

しかし社会人になっていざ恋愛しようとした際に出会いの数が若い頃より減ってしまうということがある。
フラれるリスクばかり考えてとどまっている間に、多くの出会いがあった学生時代のチャンスを逃してしまったのだ。

現状維持のリスクを考えることができた場合、社会人までまっていたら出会いはなくなる、学生時代にたくさん恋愛経験を積んでおこうと行動に移せたかも知れない。

このように、行動チャンスと現状維持するリスクの割合を自分なりに考えていくことで行動に移しやすくなる。

また、失敗するリスクについて恐怖が強く働き過ぎていないか第三者目線で考えてみると意外とすんなり行動できたりする。
さきほどの美容院の例でいうと、私は「おしゃれな雰囲気な美容院に行くことに場違い感を感じる」ことと、「美容院で切った後に知り合いに会うことで変わったことに目立ちたくない」という2つの理由から現状維持を選んだ。

しかしこんな理由今から考えると本当に小さくてくだらない理由だと思う。それ以上にださい髪型からかっこいい髪型に変わって周りからの印象が良くなる、というメリットを早く得た方がよっぽどいい。

③アウトプットファーストでいく

慎重な人あるあるとして、事前に準備を完璧に整えがちな点が挙げられる。
起こりうるリスクに対してそのまま見過ごして失敗するかも知れないまま動くのが怖い、だから準備に力を入れてタイミングを待つ。

しかし準備が完全に整いタイミングが完璧に合うことなんて一生訪れない。
インプットばかりして知識を吸収してもやってみないと本当の課題が見つからない。
「百聞は一見にしかず」というように、まずは行動してみてから改善していけば良い。

決してインプットが悪いというわけではない。
アウトプットしながら足りないと思った知識をインプットして行った方が効果的に成長できるということだ。

例えば野球をしたい人がいて、試合や本、動画をみているだけで上手くなるだろうか。
まずは遊んでみて感覚をつかむこと、そして自分な苦手なことを理解してそこを埋めるためにインプットしていくやり方のほうが効率的である。

注意点

ここで注意したいこととしては、慎重さを完全に捨てる必要は無いことである。
事前に深く考えて予測するという慎重さは他人は持っていないあなたの強みになる。

例えば、リスクを深く考えてしまうのであれば、リスクがあるから行動しない、だけではなくよりリスクが少ない方法はあるのか、リスクを軽減するにはどういう対策を講じられるかというポジティブな方面での活かせればとても貴重な強みになる。

自分の慎重さという特性は活かしつつも悪く働き過ぎていることもあるのでたまには見直してみようというのが今回の記事の趣旨になっている。

最後に

慎重な方というのは決して行動がエネルギーがない訳ではなく、前向きなエネルギーだけでなく後ろ向きにもエネルギーも強く働いている方が多いのではないかと思う。

その時にまだ未経験だから、自分の実力はまだまだ、今後どうなるかわからない、と尻込みして準備ばかりしてても現状は何も変わらない。
まず動いてみてから改善していけばいい(アウトプットファースト)、動けば案外いい方向に向かうこともある(楽観視)し、失敗しても死ぬわけではないとリスクを過大に捉えないようにしてみる(適切なリスク認識)ことをおすすめしたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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