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好きなように書いてみた。

 古い友人と静かに向き合い飲む酒は美味いな。久しく会ってなかったせいか話もつきない。

 電車に乗っていたら、ふと旧友の顔が浮かび、自宅の最寄り駅ではないが下車した。たしか、ここからなら旧友の仕事場に少し歩くがいけるなと。

 友人は代々続く老舗の釣り船屋の若大将で、
小学校からの幼馴染である。といっても、年に1.2回合えばいいほうで、適度な距離感でお互い長く付き合っている。

 歩いて友人の仕事場の船着場についたら、たまたま仕事から戻り船から降りる友人が見えた。私の顔をみるなり、「おー どうしたの?」とビックリ喜んでくれた。まあ、一杯飲もうよと。

 波に揺れる友人の船を眺めながら、静かに酒を飲み始めた。とっておきの酒があると「森伊蔵 」を振る舞ってくれた。

 いつも思うのだが、酒飲みながら誰かの悪口を言わずに、未来はこうかもねと、舞向きな話しができる友人がいた事に感謝したい。

 「俺たちがあと10年したら、イーロン・マスクに火星行きのチケット売ってもらえるように金稼ごう」とか、「だめなら東南アジアの寺院🛕で悟りをひらこう」とか、「この話は二人以外では狂ってると思われるよな」とか。話はつきない。

 逢いたいと思った人がいたら、なるべく会いに行ったり、自分から連絡した方がいい。それがその時失敗だったかもと思うかもしれないが、やはり直感に従い行動したほうがいいなと。

 

 

 

 

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