第11回 実践型研修としてのツイッター

マダムです。

更新がストップしておりましたが、死んだわけではございません。
やっと戻ってまいりました。お待たせいたしました。

さて、今回はツイッターのススメです。

noteを読んでいる方はツイッターやっている方が多いと思いますが、
ツイッターって世間のイメージはあまりよくないですよね。
暇つぶしとか、ネット中毒とか、炎上イメージとか。

私も、ツイッター始めるまではネガティブなイメージを持っていました。

少なくとも、何かの足しになるとは思ってもみなかった。

今、ツイッターの良いところを挙げろと言われれば10くらいは一瞬で出せそうです。

140字でまとめる力とか、端的に正確に伝える力とか、色々ありますが、
今まで思い付かなかったツイッターの良いところを書いてみようと思います。

私の仕事のメインは研修の設計からフォローです。
社内決裁・契約・支払、役員や社内の合意取り付けまで含めて、ほぼ一人でやっています。

中でも今、管理職層の研修、部下育成とチーム活性化のためにコミュニケーション能力を上げる行動を起こしてもらう仕掛けで日々頭を悩ませていて、ヒントを求めてあるイベント内のセミナーに参加したら、講師の語った実行力を上げる方法はツイッター攻略と全く同じだったというのが、今回のお話です。

研修と勉強の違いってわかりますか?

答えはシンプルで、勉強はスキルや知識を得ることそのものが目的ですが、研修とはその後の行動を変えるためのスキルや知識を仕入れる場に過ぎないということです。

最近では、スキルや知識を実際の仕事に活かすプロセスまで含めて研修だと捉える考え方が中心になりつつあり、これを実践的研修と呼んでいます。


とは言っても、行動を変えるのはとても難しいことです。
まして、実践的研修は他人の行動を変えることを主眼に設計されますが、本当にそんな仕掛けなどできるのでしょうか。

その答えはツイッターにありました。

行動を習慣化するためにはPDCAサイクルを回す、使い古された言葉ですが、ツイッターはこの練習場として実は最適です。
フォロワー数、インプレッション、いいねの数、などなど結果がわかりやすく数字で出て、周りの人の数字もある程度見えるので簡単に比較することができ、試行錯誤がしやすいのがツイッターの特徴です。
つまり、PDCAサイクルを早く回せる=早く成長が実感できる=PDCAサイクルを早く回せる、の循環が起こります。

また、壁を乗り越えるためのサポート体制が簡単に得られることも大きいです。ツイッター仲間からのフィードバックやオフ会、ツイッター上で励ましあったりグループのメンバーと話すことで、様々なヒントが得られやすい環境にあります。

また、ツイッターを始めた目標があいまいなままだとある程度で成長が止まってしまうという事実からわかるように、失敗も成功もすぐに数字でフィードバックされるなど、誰にでも自分の行動の結果も他人の行動の結果もわかりやすい仕組みができています。


どうやって続けるか、行動を変えるか、というツイートはあふれていて、

行動するタイミング
続けられる目標の立て方
周りを巻き込む方法

などなど、その気になればいくらでも学べます。


思考を実行に移すハードルが低い
ダメージ少なく失敗経験が得られる
言語化の訓練
ツイートする対象を設定することでマーケティングの練習
継続性を養う
根気強く結果が出るまで続ける意志の力を養う

改めて考えるとどれも、ビジネス上に活かせることばかりです。


目標フォロワー数を一定期間に達成、ツイート数の目標設定など、研修としてツイッターやったら実際に仕事に活かせるような気しかしないです。


ツイッターでビジネス力を磨くという考えはアリかも知れません。

ここまで読んで下さってありがとう! 働きたい主婦が能力を活かせる仕事に就ける世の中に変わっていくよう、あなたの声を聞かせてください。