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7/19 生成AIブームにおける勝者はだれか?

こんばんわアトレです。
さて、今日は生成AIブームまっただ中の米国株において、イメージと異なる耳寄りな情報をお伝えしたいと思います。

まずは生成AIブームという事で、NVIDIAのGPUが使用され、その周辺に使用されるメモリー半導体の大手マイクロンの3-5月期の決算が奮わないという記事を先日紹介させて頂きました。

7/12 生成A/Iブームについて考察|アトレ (note.com)

今回はもう少し深堀りします。
まずは、生成AIブームは大きく3つのカテゴリーの会社群に商機拡大のチャンスがあります。
1.  半導体メーカー(中でもGPUに絡んだメーカーNVDA、AMDなど)
2.生成AIの提供者(消費者とAIを繋げる会社、MSFT、GOOGなど)
3.AIのソフトウェア系会社(AIソフトウェアを作る会社AI、MBLYなど)

中でもAIブームの申し子は勿論、NVIDIAです。この中で最も株価が伸びておりますが、その代名詞がGPUです。これは、本来は同社が得意とするゲーミングPCのグラフィックデザインを美しく維持しながら、高速でその画像を処理していく高性能なPCゲーム用に使用されるICチップとして使用されてきました。

その後、GPUは同じ時間において、高速でマルチタスクを処理できるICチップとして、ビットコインなど仮想通貨のマイニング用や、生成AIのように数多の情報を高速で処理、計算し、的確な答えを導き出すICチップとして注目を浴びるようになりました。

そのGPUの代表格がNVIDIA(NVDA)ですが、対抗馬はアドバンストマイクロデバイシーズ(AMD)です。この会社は元々はインテルの対抗馬として設立され、長らくインテルのICのジェネリック(後発)として認識されてきましたが、近年、安価ながら技術力でインテルに勝るとの評判を勝ち取り、インテルが赤字に苦しむ中、コロナ前と比べて3倍以上の売上規模に膨れ上がった、半導体産業のコロナ禍勝ち組筆頭株がAMDです。

そのAMDとNVDAはデータセンター(AIサーバー、クラウドなど)に強いポートフォリオを持つ事で有名です。そのAMD株を私は手放したのですが、その理由について説明します。

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