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eBay輸出で売上UPさせるDescription(商品説明)の正しい書き方

こんにちは、eBay輸出コンサルタントの荒井智代です。

「Description(商品説明)」を使いこなせている自信ってどれくらいありますか?

Descriptionを上手に活用することで、売上UPはもちろん、クレーム回避、ストアの信頼構築にも繋がります。今回は誰でも「Description(商品説明)」を使いこなすための11個のテクニックを解説していきますね。

自分のeBay運営方法に少し不安を感じている人は、ぜひこのまま読み進めてください。


1:Descriptionとは

セラーが自由に記入できる商品の詳細情報のことです。あなたの商品がバイヤーの目に留まりやすくするためにも、Descriptionが重要になってきます。つまり、どれだけ丁寧に、そして簡潔に商品情報をまとめられるかが、ポイントになるということです。

Descriptionで取り入れるべきポイントは以下になります。

Descriptionを使いこなすためのeBayマニュアル11選

1:商品の状態(コンディション)を明確にする

新品の場合:「Brand New」(新品)としっかり書きます。
中古の場合:「Used」(中古)と記載し、状態に応じて「Mint」(ほぼ新品)、 「Near Mint」(非常に良い)、 「Excellent」(優れている)なども加えます。

注意点は、カテゴリーによって書き方が異なるので、商品によって合ったコンディション判定を書くようにしてください。

2:外観について正確に説明する

写真を掲載するだけではなく、商品に傷や使用感がある場合は、それも一言加えましょう。たとえば、「使用感がある」「塗装ハゲあり」、「変色があります」など外観の気になる点は、なるべく正直に書くことでバイヤーとのお取引トラブルを回避することができます。

最悪なケースは、キズがあることを隠していて、商品到着後にバイヤーからクレームが来てしまうことです。事後対応はお互いにとっても非常に大変なこと、そしてストアの信頼に繋がることですので、わかっていることは最初から伝えるようにしておきましょう。

3:動作についても詳しく

新品の場合: 動作するのは当然ですが、それも明記します。
中古品の場合: 動作確認が取れているなら「問題ありません」と書きましょう。確認していない場合は、「動くかどうかわかりません」と正直に伝えます。

外観の時と同様に、カメラ、時計、電化製品など通常動作に問題がないか、しっかりと動作チェックを行いましょう。クレーム回避、ストアに信頼のためにも充分な配慮が必要です。

4:サイズと重さも記載

写真だけではサイズ感がわかりにくい場合もあります。

ぬいぐるみなどは写真を撮ったとしても、サイズ感が伝わりにくいことがあります。バイヤーから「思ったより小さかった」「予想より大きかった」など返品を希望されるケースも少なくありません。

eBayは190カ国の国の人たちが見ています。センチ、グラムよりも、インチ、ポンドの方がピンとくるという方のほうが、実はeBayでは多いです。

よく「どっちを書いたらいいですか」と質問をいただきますが、これはどっちも書いておきましょう。縦、横、高さ、重さをセンチとインチ、グラムとポンドで書くと、世界中のバイヤーに親切です。

5:付属品はしっかり書く

写真だけでなく、テキストで付属品について明確に説明することは非常に重要です。たとえば、「この商品には箱が付きます」と明示すると、購入者が安心して商品を選ぶことができます。よくバイヤーから「この商品には箱はつきますか?」と質問をいただくことがあります。写真に載せていてもこうした質問が来るので、付属品についてもしっかり記載しておきましょう。

そうすることで次のようなメリットを得ることができます。

・購入者からの質問が減る
・誤解を防ぎ、クレームを避ける
・購入者が検索したときに、あなたの商品が見つかりやすくなる(SEO効果)

「商品タイトル」にも短く書けるものは書いていきましょう。ただし、80文字制限があるので、すべての付属品が入らないケースもあります。商品説明の部分にも、付属品を詳しくリストアップすることもおすすめです。

6:関税についても伝えよう

セラーの中には、Descriptionに関税について記載されていない方も多いです。これはクレームに繋がることがあります。特に年末などeBayで初めてお買い物をされる方に多く、「輸入することに慣れていない」「関税について理解していない」といった認識不足が起こっているためです。

こうしたクレームを未然に防ぐためにも、Descriptionで注意事項として、「関税の支払いは、バイヤーの責任ですよ」「商品代金には関税は含まれていませんよ」「事前にあなたの国の税関でご確認ください」など関税についてもしっかりと書いておくことが大事です。

7:禁止事項

商品説明に外部サイトのURLやメールアドレスを入れてしまうと、「eBay外への誘導」となってしまうので、注意しておきましょう。また商品に関係ない情報は掲載しないでください。

8:色とデザインは大事

商品説明(Description)のテキストはもちろん重要ですが、それだけではなく、見た目も大事です。人は色や形に自然と目が引かれるもの。明るい色を使うと、商品がより魅力的に見える場合があります。同様に、大事なポイントは太字や斜体にすることで、読者の注意を引くことができます。

9:HTMLを使ってみよう

HTML(エイチティーエムエル)とは、ウェブページを作るためのプログラミング言語の一つです。これを使えば、文字だけでなく、色や形、場所も自由自在に変えられます。初心者の方は、eBayで「HTMLテンプレート」を検索して、気に入ったものを購入することも可能です。その際には、販売者が提供するサポートや評価もチェックして、安心できるものを選びましょう。

10:無料のテンプレートもある

お金をかけずに商品説明をより良くしたい方は、無料のテンプレートも多く提供されています。Googleで「eBayテンプレート」を検索してみると、さまざまなスタイルやデザインのテンプレートが見つかります。ただし、無料のものはサポートが限られる場合もあるので、どのように使用するかの説明をよく読んでから選んでください。

11:テンプレート工場

特定のツール、たとえば「テンプレート工場」というものもあります。これは特にeBay販売に特化しており、必要な項目を簡単に追加できるようになっています。例えば、商品の「サイズ」、「重さ」、「関税についての注意事項」など、よくある項目がプリセットされているので、それを選ぶだけで簡単に商品説明を作成できます。

まとめ

商品説明は、バイヤー(買い手)に商品を理解してもらい、安心して購入してもらうための非常に重要な部分です。良い商品説明は、バイヤーの疑問を事前に解消して、購入率を高める力があります。ですので、ぜひ時間をかけて、自分だけの魅力的な商品説明を作成してみてください。

以上が、eBayで売れる商品説明の作成方法です。色やデザイン、HTMLの活用など、さまざまな方法がありますので、自分に合った方法でトライしてみてください。

追伸:

今回の解説動画をYoutubeにアップしています。さらに詳しく、実践的な内容を解説しているので、ぜひこちらからご覧ください。

さらに今回解説したテンプレート作成ツールを販売してます。スクール生は無料となっていますので、興味のある方はプラスポート物販部で確認してください!


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