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ギタリストの歴史を学ぶ#1【チャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)】

チャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)は、1916年7月29日アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ、42年3月2日ニューヨークで死去

概要

モダン・ジャズ・ギターの開祖であり、ディジー・ガレスピー、チャーリー・パーカーと並び称されるジャズの巨人。ギタリストの歴史を知る上で最も重要な存在である。その偉業を簡単にまとめると

①それまではバックエレクトリック・ギターを用いてホーン奏者達と対等のソロ演奏を行った。

②オフビートに乗った、レガート多用による切れ目ないロングなフレーズとライン、斬新なコード・チェンジ。 ビ・バップと呼ばれるジャンルの草分け的存在としてジャズ史・ギター史にその名を刻む。

③ベニー・グッドマン楽団に入団し、その演奏を広く世に知らしめ、ウエス・モンゴメリー、ジム・ホール次世代のギタリスト達に大きな影響を与えた。

略歴

1916年ミュージシャン一家の元に生まれる。

1921年オクラホマへ移住。
1929年Tボーン・ウォーカーと出会う。

1931年オクラホマでミュージシャンとしての活動を開始する。この頃はピアノを弾いていた。
1937年エレクトリック・ギターに転向。
1939年ジョン・ハモンド推薦で、ベニー・グッドマン楽団のオーディションを受け合格。
以降、ベニー・グッドマン楽団で活動するようになり、チャーリー・クリスチャンの名は全国へと知れ渡る。

1941年ベニー・グッドマン楽団での演奏の傍ら、クラブ"ミントンズ・プレイ・ハウス"にてジャム・セッションを繰り広げる。
そのジャム・セッションの様子が、ジャズマニアの手によって録音されたのが歴史的名盤『After Hours』である。
1942年3月2日肺結核のためニューヨークで死去。享年25歳。

使用ギター

ギブソンES-150
ギブソンのアンプEH-150

彼の使用していたES-150は恐らく1937年製とされています。
当時まだエレキギターと言う楽器は出始めて間もなかった為専用のアンプもほとんどなくギターとセット販売されていたそうです。
セット販売されていたアンプがチャーリークリスチャンも使用していたEH-150 です。

参考音源





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