「異動事例は音楽隊!」

https://gaga.ne.jp/ongakutai/


阿部寛演じる捜査1課の剛腕刑事が
あまりにもの過激な言動によって上部からにらまれ
なんと、音楽隊に異動させられる。
楽器経験は幼少期のころに親しんだ和太鼓ぐらいの彼が
ドラムセットを前に仲間との演奏に奮闘するストーリー。
阿部寛の演技が抜群に良い。
特に表情の変化
楽器に向かい合う
(当初は左遷させられた待遇に怒り)敵対的
(中盤は、とはいえ、演奏することの意味合いをつかみ始め)混乱気味
(終盤は、仲間とのセッションする楽しさを実感する)満足感
そのすべてが、生き生きと、かつ自然に
楽器演奏、セッションってよいものだと
見ている皆に共感させられる
その表情が!

また
主演の阿部寛はじめ助演の清野菜名、高杉真宙等が
楽器演奏に本格的に臨んでいる姿には感心させられる。
今まで邦画の場合、こうした点が軽視されて、
(そう弾くわけないんだよね・・・とか、指があってないんだよね・・・とか、)
見ているこちらが歯がゆくてたまらないことが多かったが
本作品では、本当に役者が頑張っていた。
でも、もう少し欲を言うと
もともと下手な音楽隊が題材なのでそこまでは期待するのは過分だとは思うが
でも、でも、いつか、邦画でも、このような演奏シーンが流れることを期待したい。
2014年の作品「セッション」
http://session.gaga.ne.jp/

楽器バンザイ!

2022年8月26日 公開

PS
楽器演奏といえば印象的なシーンが何作か思い当たる

「シャイン」
映画 シャイン (1995)について 映画データベース - allcinema
主演ジェフリー・ラッシュの
鬼気迫るラフマニノフのピアノ協奏曲

「愛情物語」
愛情物語 (1956年の映画) - Wikipedia
カーメン・キャバレロが演奏するショパンのノクターンに
タイロン・パワーが合わせる優雅でテクニカルな映像

「グレン・ミラー物語」
グレン・ミラー物語 - Wikipedia
ジェームズ・ステュアートのトロンボーンのオシャレな演奏シーン

いやぁ映画っていいですね!

おーっと、忘れてませんよ
「クロスロード」
クロスロード (映画) - Wikipedia
ラルフ・マッチオとスティーヴ・ヴァイ
ギターバトル!
・・・しかし、配信でこの映画見る人は
最近の流れの「ギターソロ飛ばし」しちゃうんだろうか?

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