「オルガの翼」

http://www.pan-dora.co.jp/olganotsubasa/

ウクライナ、

2014年2月、親ロシア大統領ヤヌコーヴィッチを追放した
ユーロマイダン革命を題材にした作品。
2020年でこの作品は終わっている。
という事は、2022年の戦争には当然触れられてはいない。
しかし、
彼らのおかれた状況を、2022年の目で見ることができる私たちには
十分、というか十分すぎるほど説得力のある作品だ。

15歳のオリンピアンを目指す女子体操選手の目から物語は展開する。
1994年生まれの若き監督、エリ・グラップの訴えがそこに、今こそ。

初長編作にして「カンヌ国際映画祭SACD賞」受賞

今です、今見ないと!

先日、知人から教えてもらったことに
ピカソが1937年に描いた絵画と同じ絵がらせ作られた壁画には
左はスペイン語、右はバスク語で
「"GUERNICA" GERNIKARA」と表記されている、と。

本作品の主人公は母がウクライナ人、父がスイス人
自信を取り巻く環境ではウクライナ語、フランス語、ドイツ語、そしてロシア語が、
・・・・彼女はどう平和を語ったらよいのか、考えてしまった。

2022年9月3日 公開

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