木曜日、午後1時
「今日の授業はここまでです。お疲れ様でした。」
木曜2限の英語の授業が終える台詞と同時に、周りの学生は皆一斉に、急ぎ足で教室を出る。向かう先は大学内の食堂。急がないと席が埋まってしまうから。
そんな中、私は食堂には行かず、大学の向かいにあるコンビニを目指す。
多くの学生でひしめき合うコンビニでサンドイッチを買ったら、次に向かうのは大学に隣接している国際交流館の2階。窓際の席に座って、イヤホンを付けたら好きな音楽を流す。
先ほど買ったサンドイッチとほうじ茶ラテをお供に、読みかけの小説を開く。読書ではなく、小説やエッセイの執筆をする時もある。
最初こそ他の学生もいて騒がしいが、3限が近づくにつれて徐々に学生が去っていき、やがて静かになる。
そして周りに誰もいなくなったら、イヤホンを外す。
風と、それに揺れる木の葉の音だけが聞こえる。
窓からは春の柔らかい陽の光が差している。
そんな心地良い空間で、時間の許す限り、目の前に繰り広げられる世界に集中する。
これ以上の午後の過ごし方を、私は知らない。
20日以上もnoteに記事を投稿していませんでした…。大学が忙しいのと、ある企画に投稿する小説の執筆に長いこと頭を悩ませていたためです。GW中に記事のストックを用意できたらいいな。
では、また。
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