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こんにちは!はるです!ワン
noteは今回から2周目に入りました!
みなさんお久しぶりです!

今回は11月16日の授業の内容をまとめ、自分の考えなども含めてお送りします。
今回の授業は『SAVE THE CAT の法則 本当に売れる脚本術』の内容を踏まえながら映画の王道の構成について学びました。


シナリオの構成について


この授業では映画の構成は11あると学びました。
順番にご説明しますと
①セットアップ
②きっかけ
③悩みの時
④第一ターニングポイント
⑤お楽しみ
⑥サブプロット
⑦ミッド・ポイント
⑧迫りくる悪い奴ら
⑨すべてを失う
⑩第二ターニングポイント
⑪フィナーレ
です。
これを見て、そんなに工程があるのか!と驚いた方いらっしゃいませんか?私はすごく驚きました。私がよく知るお話の作り方は起承転結ですが、その中には上のようにたくさんの工程があるのだと今回知りました。全てを細かく書くと長くなってしまうので私が特に重要だと思った6つ、
③悩みの時、④第一ターニングポイント、⑦ミッド・ポイント、⑨すべてを失う、⑩第二ターニングポイント、⑪フィナーレ
について映画のシーンの例も交えながらここから先お話しようと思います。

1,③悩みの時

「主人公がこれから向き合う問題について悩み、躊躇し考えるをまとめる。」
ここで重要なのは主人公はすぐには決断しないことです。そして、躊躇するから決断の瞬間が光るのです。

2,④第一ターニングポイント

主人公が何かを決断し、一歩踏み出し、物語が大きく動き出す。このシーンはとても重要で第三幕構成ではここからが第二幕のはじまりになります。主人公は主体的に動き出し、この決断による行動が作品全体を貫きます。例を挙げると、映画『LEON』では殺し屋のレオンが同じアパートに住む少女マチルダを保護するシーンです。殺し屋で人をかくまうのは面倒だけど…と葛藤の末決断しここから話が大きく動いていきます。

3,⑦ミッド・ポイント

ミッドポイントは、主人公の一時的な成功や失敗が描かれ、緊張感が増し、次の段階に進むシーンです。ここでは雲行きが怪しくなったり、新しい人が出てきたりします。例として映画『パラサイト 半地下の家族』を授業では取り上げ、始めはコメディー要素が多いが段々と怖いサスペンスになっていることがあげられていました。
私はこのミッドポイントはプリキュアでいう、敵を一度倒したのに大きくなって出てくるシーンだと解釈しました。このシーンはプリキュアではお決まりで、子どもの頃はいつもテレビの前で「なんでー!泣」と毎回ハラハラしていました。

4,⑨すべてを失う

このシーンでは、主人公が挫折、失敗、堕落、すべてを失い、そして時には死の気配が漂います。主人公が一番追い詰められるポイントになります。そして、物語の①セットアップよりも状況が悪くなります。このシーンの例として少しネタバレですが映画『クールランニング』のボブスレーの監督が金メダルをはく奪されているとわかるシーンが挙げられます。

5,⑩第二ターニングポイント

主人公は何を決意し、あるいは決断しあるいは解決し、クライマックスへ。この決断は決してハッピーエンドとは限りません。映画『レスラー』では人気レスラーだった主人公が20年を経てスーパーでアルバイトをしていたが自身にはレスラーしかない、そうでないと生きられないと決断し試合に出て…という話です。
ここのシーンが最も重要で主人公が一番変化、成長するチャンスです。この行動が物語を解決に導きます。そして、第三幕のはじまりです。

6,⑪フィナーレ

フィナーレで描くことは、主人公は何を悟り、どうなるのかということです。

私はこのフィナーレがやはりとても大切だと感じています。授業では最終課題である15分のシナリオを描くまでに先生にログラインやプロットを見ていただき、1人ずつフィードバックをしていただいています。その中で先生はいつもフィナーレで「主人公が自分で何かに気づき決断することが大切だ」とおっしゃっています。つい、シナリオを考えるとき主人公の葛藤を描くことばかりに夢中になってしまい忘れてしまうのですが、誰かに言われて気づく、変えるのではなく主人公なので自分で気づくシナリオにすることが大切だとこの授業でも学びました。

自分自身何度もこのことを確認してシナリオを完成させたいと思っています。

今回は映画の王道の構成について学びました。今後映画を見るときは「あ!ここがミッドポイントか!」とわかるように注意しながら見てみたいです。
以上、はるでした!ワン

次回もお楽しみに~✨

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