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【ATOM新機能】Google スプレッドシートへのデータ出力をフル活用するtips集

こんにちは!ATOMマーケティングチームの小島です。
ATOMのnoteでは、累計400社以上の広告代理店の支援実績をもとに、広告代理事業に関する考察やノウハウをお伝えしています。

今回は、ATOMで直近にリリースされた「Google スプレッドシート出力機能(以下、スプレッドシート機能とします)」の活用方法あれこれをお伝えします。

このスプレッドシート機能は、リリース後すでに多数の企業様にご活用いただいています。本記事では、スプレッドシート機能によって生まれた業務改善と付加価値についてまとめてみました。

社内情報共有だけではなく、クライアントへの情報共有などにGoogle スプレッドシートを活用している企業様は参考になるかと思います。「進捗やレポートデータがスプレッドシートに自動で出力されるとここまで業務が幅が広がる」、という事例をご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

(1) はじめに 〜進捗管理・レポートのスプレッドシート出力で広がる業務〜

はじめに、ATOMから9月14日にリリースされた「Google スプレッドシート出力機能」についてご説明いたします。これは、ATOMで自動化できる「進捗管理」「レポート」のデータを、それぞれGoogle スプレッドシート上に出力できるようになる機能で、現在β版が実装されています。

多くの利用者様からご要望があった本機能によって、以下のような業務改善が実現しています。

・クライアントや社内のメンバーとの情報共有が容易になり、工数が削減可能となる
・クライアントが持つネット広告運用以外の分析データなどとの連携が簡単になる
・データポータルなどのBIツールに反映させるためのデータ取り込み作業が不要になる

詳しくはこちら:https://www.so-tech.co.jp/news/press-release/402

また、今回ご紹介する事例の中には、スプレッドシート機能とGoogle Apps Script(GAS)を活用して、チャットツールのChatworkやSlackと連携した例もあります
次の項からは、実際にスプレッドシート機能を活用した業務改善例をひとつずつご紹介します。

(2) 情報共有環境の改善とコミュニケーションコスト削減

まずは、一番大きな業務改善イシューといっても過言ではないのが「情報共有」です。ATOMにログインせずともスプレッドシートで手軽に最新の状態が更新できるようになり、コミュニケーションにかかる工数も削減可能です。
ATOMから出力できるのは、「進捗管理」と「レポート」のデータです。

■進捗管理をスプレッドシート出力する場合
日次や週次など、定期報告用の進捗データを出力し、算式などを組んでフォーマット作成することで、進捗データのための資料作成工数を削減した例です。
Google アナリティクスや購買データ(実CV)など、クライアントが保有するデータをスプレッドシート内で入力・反映することで実CPAの相互共有される仕組みを作ることもできます。
特に日次で進捗共有している場合、クライアント側の保有データまで組み合わせた資料作成は大きな手間がかかるですが、スプレッドシート機能を活用するとその手間を削減でき、共有データのクオリティ向上にも一役買います。
また、ビジュアライズもできるため、このスプレッドシートを簡易レポートとしての活用も可能です。

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■レポートをスプレッドシート出力する場合
これまでExcelで作成・提出していた月次レポートを、スプレッドシートでの作成に移行する広告代理店が増加中です。
ATOMで自動化している広告効果レポート作成に加え、他の要素を組み込んだレポーティング業務を行っている広告代理店が多くいらっしゃいます。スプレットシート上で算式を組み、数値がグラフィカルに表示されるように編集すれば、ATOM以外のデータをアップロードするだけでレポートが完成するので、大幅な工数削減となります。
※2020年内にレポートに関する新機能のβ版のリリースが予定されています。Excelの算式を組まなくとも必要なデータをフォーマット上に反映可能になる予定です。詳細については確定次第別途情報発信してまいりますのでご期待ください。

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(3) Google データポータルの活用

ダッシュボードを作成し、データを視覚化することに適しているデータポータルを活用する広告代理店も増えています。

データポータルにGoogle 広告以外の媒体データを反映させるためには、海外の3rdパーティーベンダーが提供するツールを連携させるか、媒体管理画面からCSV抽出してアップロードする必要がありました。ATOMのデータがスプレッドシート出力できることで、媒体管理画面を経由する必要がなく、データ反映を自動化することができます。

(4) Chatwork・Slackへの通知送信による情報共有自動化

クライアントとのコミュニケーション、あるいは社内でのコミュニケーションにチャットツールを利用している広告代理店も多くいらっしゃいます。
こちらはスプレッドシート出力機能を活用したオプションサポートとなりますが、今回のスプレッドシート機能により出力されたデータを、チャットツールのChatwork・Slackへ連携することが可能です。

・営業担当との数値共有の自動化
・クライアントとの日々の簡易的な進捗共有の自動化
・大型連休などの長期休暇の際に、運用担当者が行う数値の第一段階チェックがスマートフォンでできる
・マネジメント層が、全体管理に関する指標をスマートフォンでチェック可能

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(6)さいごに

スプレッドシートへの出力ができるようになったことで、業務フローの見直しだけでなく、新たな情報や価値提供の方法を生み出して実現されている広告代理店が増えています。現在スプレッドシート機能はβ版ですが、上記のような活用例を含め、嬉しいお声を多数いただいております。

すでにATOMユーザーである広告代理店のご担当者様で、まだスプレッドシート機能をご活用されていない方はぜひ一度お試しください。(もちろん、しっかりサポートしますのでお気軽にご相談ください!)
Chatwork・Slackへ連携についても設定代行など有償ではございますがATOMチームにてサポートをさせて頂きます。まずはお気軽にお問い合わせください。

また、スプレッドシート機能に限らず、広告運用業務において課題を持っている広告代理店の皆様は、ATOMチームにご相談いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※GoogleはGoogle LLCの商標または登録商標です。
※ChatworkはChatWork株式会社の商標または登録商標です。
※Slackは、Slack Technologies, Inc.の商標または登録商標です。

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