【ニブセキの息子】ある意味大本命!の保育園見学
二分脊椎症の息子2歳の保育園が、第6希望までアウトだったという前回までのお話。きょうは、行政側から調整中の園として紹介された園を見学してきた。
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うちのように、息子に「導尿」(自分で上手におしっこが出せないので、カテーテルという管で人為的に出す)といった医療的ケアが必要な子どもは、とにもかくにも、その園に受け入れ態勢が整っているかをまず考えなくてはならない。看護師はいるのか、いたとして、ほかのお子さんと並立した対応が可能なのか。
さらに、激戦区であるような地域では、そもそも受け入れ枠があるのかないのかも重要だ。我が家の場合は就労理由ではなくて発達支援という枠での利用を想定しているので、どの程度、切実さを持って役所が利用の可否を判断してくれるのかが難しいと感じてきた。
新たに紹介された園も、すてきな場所
そんな中、申し込んだ保育園。第6希望までの園の希望はかなわなかったが、新たに紹介された園は、車で10分ほどのところにある保育園。利用調整中の保育園を見学するということで、ここが通園先となる可能性が極めて高い。気になることはちゃんと聞かないと、という気持ちで見学に臨んだ。
その保育園だが、公立ということもあり、園の雰囲気も伸び伸びしていたし、ある意味で揉まれてくれそうだなと思った。我が家が保育園に通わせる目的に合致する。ちょうど、イチョウの葉っぱがたくさん落ちてくる時期で、子どもたちが園庭で遊びながら葉っぱを集めていた。
見学では、看護師や保健師のかたも立ち会ってくれて、不安な点を聞くことができたり、逆にこちらに質問もしてくれた。特に、脳にシャントを入れているので、頭をヘッドギアやヘルメットで守る必要があるのでは?ということを気にしている様子だったが、主治医から「守りすぎは可能性を狭めることになる。この子は大丈夫」と言われていることを伝えた。
園長先生からは、支援が必要な子どもの受け入れ例もあり、見学中には「このクラスにも何人かいらっしゃるんですよ」などと教えてくれた。
ここに通えるならば、十分すぎるほど
この園を希望していなかったのは、一番には、やや遠いところにあるからだった。送迎は毎日のことだし、近いに越したことはないので。ただ、受け入れ態勢や園の環境を見て、この園に入れるのであれば、十分だと思った。
あとは、ここに正式決定になることを祈るだけ!
妻によると、保育園の希望が通らなかったことを心配した義父が「もし難しければ県議の◯◯さんに力ぞえしてもらおうか」などと話していたのだそう。いや、そういうことじゃないんだよな。入れたとして、居心地悪すぎるし、私の職業的にもそれはまずいし…。妻を通じて、やんわりとお断りした。