第三章1988年後半～1991年 トレーナー活動期第十五回 日本代表チーム帯同 1991年 親善試合 キリンカップ 日韓定期戦
1988年から始まった代表帯同もラストイヤー
1990年のイタリアワールドカップを目指した代表でしたが・・・
あえなく敗退・・・
その後は強化というより“親善大使”のような活動を交えながら活動
1991年日本代表サッカーチームは親善試合、キリンカップ、日韓定期戦など計7試合
4月4日 対スパルタク・モスクワ 0対0 △
スタメン
松永成立
井原正巳
石川康
阪倉裕二 イエローカード
柱谷哲二 （Cap.）
福田正博
浅野哲也
反町康治
北澤豪
礒貝洋光
森山泰行 ▼36' OUT
サブ
沢入重雄 ▲36' IN
森下申一
佐々木雅尚
永島昭浩
田口禎則
堀孝史
黒崎久志
6月2日 対タイ代表 1対０ ◯
スタメン
森下申一 （Cap.）
堀池巧
井原正巳
佐々木雅尚
柱谷哲二
福田正博
浅野哲也
ラモス瑠偉
北澤豪 ▼82' OUT
武田修宏
三浦知良
サブ
反町康治 ▲82' IN
松永成立
田口禎則
阪倉裕二
礒貝洋光
6月5日 対バスコ・ダ・ガマ 2対１ ◯
スタメン
森下申一
柱谷哲二
阪倉裕二
井原正巳
堀池巧
福田正博
浅野哲也
ラモス瑠偉
北澤豪
武田修宏 ▼79' OUT
三浦知良
サブ
礒貝洋光 ▲79' IN
松永成立
佐々木雅尚
反町康治
田口禎則
6月9日 対トッテナム・ホットスパー 4対０ ◯
スタメン
松永成立
柱谷哲二
阪倉裕二
井原正巳
福田正博 ▼55' OUT
堀池巧
浅野哲也
ラモス瑠偉 イエローカード
北澤豪
武田修宏
三浦知良
サブ
田口禎則 ▲55' IN
森下申一
佐々木雅尚
反町康治
礒貝洋光
メンバーは若返りを目的として、かなり入れ替わりました
結果は３戦全勝！！！
新しく代表に選ばれた選手たちが、プレッシャーが無い中ノビノビと闘った結果かもしれませんね・・
トッテナム・ホットスパーには後にグランパスでチームメイトになるリネカー選手が在籍していました
これも何かの縁ですかね・・（笑）
そして７月には現在は存在しない国ユーゴスラビアからパルチザン・ベオグラードを招いての親善試合
監督は後に日本代表監督になるイビチャ・オシムさんでした
7月18日 対パルチザン・ベオグラード 1対1 △
スタメン
松永成立
柱谷哲二
田口禎則
阪倉裕二
堀池巧
佐々木雅尚
井原正巳
反町康治 ▼58' OUT
北澤豪
三浦知良
武田修宏 ▼60' OUT
サブ
ラモス瑠偉 ▲58' IN
永島昭浩 ▲60' IN
森下申一
福田正博
浅野哲也
森山泰行
礒貝洋光
菊原志郎
7月20日 対パルチザン・ベオグラード 0対１ ●
スタメン
森下申一
柱谷哲二 （Cap.） イエローカード
阪倉裕二
田口禎則 イエローカード ▼46' OUT
堀池巧
井原正巳
福田正博
菊原志郎 ▼55' OUT
北澤豪
三浦知良
永島昭浩 ▼77' OUT
浅野哲也 ▲46' IN ▼64' OUT
サブ
ラモス瑠偉 イエローカード ▲55' IN
佐々木雅尚 ▲64' IN
森山泰行 ▲77' IN
松永成立
反町康治
そして締めくくりは当時勝てていなかった韓国との日韓定期戦
7月27日 対韓国 0対１ ●
スタメン
松永成立
阪倉裕二
堀池巧
井原正巳
浅野哲也 ▼83' OUT
柱谷哲二 （Cap.）
福田正博
ラモス瑠偉 イエローカード
北澤豪 イエローカード
武田修宏 ▼70' OUT
三浦知良
サブ
反町康治 ▲83' IN
永島昭浩 ▲70' IN
森下申一
田口禎則
原田武男
この試合で記憶に残っているのは、消極的なプレーに終始した前半を終えたハーフタイムでのラモスさんの烈火のような檄でした
監督の話より先に
「何ビビってんだよ！！」
「相手も同じ人間だろ！！」
「お前らに“大和魂”はないのか？！！」
ラモスさんの檄にもかかわらず結果は敗けでした・・・
しかし、後半は前半とは違う闘いが出来ていたと思います！！
日本に帰化してくれたラモスさんの的を得た言葉
まさに当時の日本代表に欠けていたマインドですね！！！
1988年から始まった日本代表帯同が終了しました
終わってみれば長いようで短い4年間
ヨーロッパ、中東、アジア各国、南米とサッカーに携わったから多くの国々を巡り人々、文化、生活風習の違い、経済格差などを直接感じさせてもらえたことは、世界観、価値観などそれからの人生に大きな糧になりました！！！
次回からはJリーグ編です
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