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2019年2月(8ヵ月目)のまとめ

2019年2月,8ヵ月目のアクセス数や売上の報告です。見出し画像にあるように,通算5万ビューまであと一歩となりました。

過去の売上報告についてはこちらからどうぞ。

記事数

総記事数は300を越えました。ビュー数を多い順に並べてグラフを描くと,これまでよりもさらにロングテールの形になってきていることがわかります。

過去1ヵ月のアクセスのみをグラフにするとこのような形です。今月は1つの記事だけが突出していますので(全体でも突出しているのですが),1ヵ月のグラフと全体のグラフがよく似たものになっています。

よく読まれた記事

では,今月投稿したもののうちよく読まれた記事を,アクセスが多かった順に紹介します。

いちばん読まれた記事は,「遺伝と環境と運命論と自己責任論」です。これまでの心理学の研究の歴史と遺伝と環境,そしてそこからどのような考え方につながる可能性があるかをまとめてみたものです。

次に読まれた記事は,「知らないうちに身につける隠れたカリキュラム」というタイトルのものです。何かを教えるときには,明示的に示されるわけではない隠れたカリキュラムと呼ばれるものがありますが,心理学でもそのような教育の部分があるように思います。

次に読まれたのは,バレンタインデーに合わせて投稿した「バレンタインデーのリアクションを研究する」です。海外の研究ではありますが,バレンタインデーの前後に調査を行うことで,自分の感情の予測と実際に抱いた感情を報告した研究について紹介しました。

4番目に読まれた記事は,「時代とともに完全主義的傾向が高まっているという話」です。数十年前は当たり前のことでも,今ではまったく当たり前ではないということがよくあります。大人にとって,2-30年前は「ついこの前」に思えたりしてしまうので,なかなかやっかいだと思うのですけどね……。

5番目の記事は,「主観的な社会的地位の高さ」です。はしごのどのあたりに自分がいるかをイメージすることで,主観的な社会的地位の高さを測定する方法があります。簡単な測定ですので,多くの研究に使えるかもしれません。

伸び悩んだ記事

せっかくなので,アクセスがあまり伸びなかった記事についても調べてみたいと思います。もちろん,最近の投稿になるほどアクセス数は少ないのですが,個人的な感覚として「思ったほど伸びていない」というものを挙げてみます。

noteさんには,できれば個別の記事のアクセス推移,つまり毎日のアクセス数をグラフ化するなど分析できる機能を作っていただけると,書く方としても参考になるのですが。

さて,伸び悩んだ記事の最初は「満月にはいつもと違う何かが起こる?」です。最終的にあれこれ調べて結果を統合してみると「起こるわけではない」という結論なのですが,一般的には根強い意見も多そうです。

次の伸び悩み記事は,「高齢者に対するイメージ」です。日本の文化は「人にやさしい」ことが重視されると思うのですが,国際比較をすると高齢者にはなかなか厳しいイメージを持つ傾向があるようです。

次は,「詳しく調べたからといって答えが見つかるとは限らない」です。調べてみればそこに答えがあるように思うようなことも,実は回答がない(まったく違う回答がそこにはある)ということがあり得るという話です。

次です。「社会に貢献できる人になりたい」というタイトルの記事です。「社会貢献」ということばはどこででもよく見ますし,何気なく使っているようにも思うのですが,それは何かを掘り下げてみるとどうなるかを考えてみても良いように思います。

そして次は,「「ただし○○に限る」を研究する」という記事です。内容は,調整効果および交互作用についての考え方です。研究指導をしていると,教えなくてもこの考え方をする学生がいるのですけれど,「それをどうやって確かめるつもりですか?」と尋ねると,自分が言っていることが調整効果や交互作用であることを自覚していないことが多いように思います。

アクセス数

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