愛に触れると誰でも詩人になる。
書留。
母校の中庭「竪義の庭」にアリストテレスと共に立ってたプラトンの言葉。
哲学の問いの前提とする対象をイデアと位置付けた人。
自分のことを特別な存在として最上位やったり最下位に位置付けるエゴ。
恋愛において相手に自分のことを1番に思ってもらえてるって感じることあるいは感じたいってのはただの自分のエゴであって、
エゴが満たされた時に、あるいは満たされたいって思った時に人は変わってしまう。
この言葉、もちろんそのまま、愛に触れたら詩を思いつくようなロマンチストになるよーって意味で捉えることもできると思う。
けどどうしても私には教訓として捉えるべきものに感じられる。
恋愛は良い意味でも悪い意味でも性格、その人そのものを変えてしまうってことを意味してるんじゃないかなーと思う。
他のことでも言えるけど特に恋愛みたいなもの、つまり自分の外の世界に依存してしまうとその変化によって自分が揺さぶられることになる。
依存することが悪いってわけじゃないと思うけど、自分が生きる上で自分だけの世界に楽しみやったりとかそういうのを持たなあかんなって、
そうしやんと、恋愛だけが全てになってその変化のみに一喜一憂して、どんどん自分の世界を狭めることになる。
結果、自分の人格に悪い変化をもたらす。
私は愛に触れてロマンチストになることはなかったけど、自分の性格が変わったなって思ったことはある。
いわゆる依存によって悪い方に。
いくら好きな人といえど人に自分の人生揺さぶられるなんて自分の性格的に納得行かんから自分の中に世界を持てるようになりたいと思う、というかならなければうまく恋愛できひんと思う。
あんまり考えずに普通にしてるものやけど、恋愛ってほんまに難しいんやろうなーー…。
きっと向いてないんやろうなー。
SEKAI NO OWARIにハマってたとき、
errorっていう曲の前奏中に機械音でこのフレーズの英語
At the touch of love, everyone becomes a poet.
がロボットの機械音で入ってるって説が浮上してた。
久しぶりにerrorを聴きたくなって一回聴いてみたらまたハマってしもた、当分リピート確定だ…
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