常にやりたいこと多すぎて自分探しとかしたことないけど、もっと自己プロデュースはすべきかもの2020
年の暮れに祖母が亡くなり喪中となったので、おめでとうございます、と初めに申しにくいのですが、家族一同、お心遣いをくださった周りの皆さまのおかげ様で、哀しみを乗り越え笑顔で新年を迎えることができました。
皆さまにとっても、健やかな新年となっていることを切に願います。
2020年を迎え、去年の振り返りと新年への意気込みが色濃く交錯し合い、ぶちまけたカラフルなペンキのキャンバスや丁寧に色形を重ね続けた油絵を一度すべて破り捨て、またゼロから真っ白なスタートをきりたいという晴れやかな気持ちです。
「すべて破り、かなぐり捨てて、ゼロから始めるぜ!!!!!」
と強めに書くと、何かのしがらみから解き放たれたいとか、ブレイク・ザ・ルールし自由になりたいとか、何か今ある包囲網を壊す、というイメージを与えてしまうかもしれませんが。
幸いにも、家庭も今の職場も、常に退屈しない刺激と温かさの両方を感じられる場だと感謝しており、f**k the people凸@$%#&的なデストロイヤーな気持ちであるわけではありません。
とはいえなすがままに、ありのままに、川の流れに身を任せ…という穏やかな気持ちでじっとしていたくないのが、正直な今の気持ちです。
このnoteのサムネイル画像は、何にしようかなーとカメラロールをザッピングしていたところたまたま目についた、
「下北沢にて」という地域密着型フェスイベントで入ったSHELTERという小さなライブハウスです。
去年の12月の初旬、ひさびさに下北一帯のライブハウスを周り、1年の中で蓄積したもの(いいもの悪いもの両方)がすっと身体から解き放たれたのを感じ、私にとっての神社なりのパワースポットに近いのはライブ会場だなと思い、新年にふさわしいかと自己流で判断しました〠
(CDJは行きそびれてしまい残念、今年は行きたい)
少し余談挟みましたが。
逆境から生まれた反骨精神的エネルギー〜〠@$%#&〆∵凸をベースに馬鹿力をふるってきたことも幾度もありましたが、今はどちらかというと、自分がハッピーな状態でいる時の方がいいアイディアやいいコミュニケーションやいいセッションが生まれる実感がものすごくあり、今年は特に、ポジティブが増幅しやすい方向性にかなり寄せていこうかと決めました。
ダークサイドの価値観や悶えるような苦しみから生まれる絶望的な世界観のあるカルチャーやこの世を全否定するデスメタルなども凄く好きなのですが。
(自分の心や魂が没入し溶けていかない範囲で、嗜んで行く所存です。)
ぶじに仕事納め後の年末、元同僚の友人と久々にランチに行き、
「あずさは本当に根っからの根明だし、エネルギーがもの凄いから色んな人を引き寄せるよね」
と言われ、ぜんぜん100%根明レベルではないと思うし、影や思慮深さやウェットな部分がないような聞こえがして少しムッとしたものの。
自分が知ってる自分は自分の中だけで飼い慣らして楽しんでいればよくて、対外的に自分がどう映るのか、そしてどういうバリューを感じてもらえている人物なのかを意識してそこを育てていこう。
そして、それを社会的価値として還元できるよう、動いていこう。
という意識高めな根明キャラがパララララン♪パララララン♪(お風呂湧いた音)と発動しました。
なので、心身共に満たされている状態を保持していくことも、今年明るいビジョンを更新していき続けるうえでだいじにしていこうと思っています。
祖母が亡くなってからの年末年始は、祖母のことや家族みんなで一緒に過ごした時のことをたくさん思い返していました。
祖母は、太陽のような光源を持ち合わせた人で、大勢の中や遠くにいてもすぐに見つけられるくらい、祖母の周りだけパッと発光しているような存在感のある人でした。
向日葵のような生命力と与える愛に満ちた笑顔と、マリリンモンローのような、一言だけでは形容し難い、人々を一瞬でハッピーな気持ちで包み込み魅了する力について思いを馳せていて、
あの祖母のような溢れ出る温かい眼差しで包めるような心の豊かさを、
私もこれから持ちたいし、周りの人やまだ会ったことのないたくさんの人たちに対しても、惜しみなく喜びなどを与えられる人でありたい、そのためにはもっと自発的にアクションを取っていかなければ、と考えていました。
「〇〇な人・〇〇を求める人にお金を払ってもらえる自分のバリューは? (スマイルは¥0)」
今月で30代も半ばに差し掛かることになり、ざっと10年前くらいから今までのことを振り返ると、経験値と武器、めちゃめちゃたくさん増えたな、と思います。
ああ、このパターンね。
と思えることは過去の経験を元に複数選択肢(もちろん選択肢以外のパターンも想定する)を持って対処できる。
そして、ああ、このパターンね。のみんなの期待値を超えるものを生み出したり作ることに意義を持てる。(同じことを繰り返したくないから)
そして、ああ、このパターンね。(失落が目に見えるパターン)となるようなこと、つまらないこと、無駄なこと、誰かが傷つくこと、非生産的なことは事が大きくなる前に回避しようとできるという強みは、無駄な危ない橋を流されて渡ってしまったり興味本位で走って渡りきらないとか、ほんとうに大事にすべき点にフォーカスし立ち戻る癖をつけるとか、
若者にありがちな、
目の前のことに夢中になりすぎて本来の目的を失う
ということをしにくくする、心理的安全性に繋がっているなと思います。
(歳とった自虐はださいし気を遣わせるしで良いことない感じがするのでしたくない派だが、この発言に関しては書いてみて私も年を取ったな、の実感をどうしても否めない笑)
やりたいことに何でもダイブし、亀の乗り方を覚えたり竜宮城でバブルを感じたり玉手箱開けてしまったり仲間と別れたり鬼退治したり熊と相撲とったりいろいろあったことで、何かの事態が起きたとしても、自分で感じている人生の価値や生き甲斐、周りにいてくれている人たちの大切さなど、心の拠所が分散できていることによって、例えば何かひとつがピンチに陥ったとしても、ほかでモチベーションリカバリーしたり原動力を補完する術がたくさんできたのは、歳を重ねてよかったな、と思えることです。
もしひとつだけ、過去の自分に言ってあげたいことがあるとしたら、
「今ここにある価値を自分でもっと認めて」
何か好きなことや成し遂げたいことにひたすらに夢中で没頭している時って、時に苦しくもありながら基本的にはとても幸せなのですが、その時に持ち合わせていたものの価値を正しく知る・有効に使うことって、できていたようでできていなかった・持ちぐされてしまっていたことも多かったような気がしています。
それは多分、
作品やプロダクトなどのアウトプットに精を尽くすことばかりに集中し、
そして基本的にはデザインなどへ理解があったり、共通言語で話せて会話が通じる人たちのみで限定的に話を深掘る機会が多く、
誰にでもわかりやすいように、自分のできることや価値を、
率直な言葉でアピールする
への意識が足りていなかったのかな、と思います。
大昔ですが、例えば、美大に通っていた時。
「へぇ、多摩美、すごいですね!名門ですね〜」
と言ってもらうことが結構多かったのですが、こちとら浪人までして苦労して入っているし、周りにはすごい人がとてつもなくたくさんいるので、「あ、はい。まあ、、(照)」とはならず。まあ、ありがたいですが挨拶のおきまりのよいしょでもありますし、
「課題が多くて大変ですけど、日々好きなことばかりできていてありがたいですね。」
というふうな感じで毎回さらっと、謙遜して終わっていたように思います。
展示を個人や友人とで複数行なったり、ファッションショーにスタッフ参加したり、《写真をやっている美大生》ということで、カメラマンや業界人の方々との接点を持つ機会もありました。
が、その時は私も早く大人になりたい、一人前にプロとして認められたい、という気持ちがもの凄くあり。もちろん、課題や自主制作において自分の等身大と嫌になる程向き合うことも多くしてきたけど、その時の自分の価値 (若さ・青臭さ・危険さ・不安定さ・とてつもないエネルギー)を、第三者目線で自己プロデュースしコンテンツ化する、というところまでは持っていけてなかったなと思います。
私の美大生時代は、ハイエンドなファッションブランドのデザイナーや巨匠クラスの広告・プロダクトデザイナーがとても崇拝されていた時で、
「自分たちなんてあの人たちに比べたら蟻にも満たないまだ何者でもないちっぽけな存在で、でも、苦しみながらも突き詰めれば何か生まれる。」
と流れ星を見つめるようなピュアな気持ちと、
「何が〠@$%#&〆∵凸だ、もっとすごいもの世の中に出してやる!」
という反逆精神を持ち合わせながら、ハイセンスでハイクオリティで世の中に多大な影響力を与えるアウトプットができる人たち(もの凄く社会的影響力を持った限られた人たち)に憧れるような風潮があったように思います。
もし今の時代に美大生だったら・・・・
ほんとうに、世の中に対してや周りへのアテンション作りとして、いろいろ仕掛けたいことが浮かんできます。
いやいや、私は誰がなんと言おうと今月で35歳である。
ということで、今の私だからこそ持ち合わせる観点やセンス、アイディアや技術をより体現化し、今年は勉強会やイベントなど新しい人たちとの交流がある場でも、
「〇〇(所属会社名)の〇〇です。」
だけではなく、いち個人としてのコアバリューに目を向けていただけるよう、動いていきたいです。
そして、今までや今、関わりを持てている魅力的な方々とも、
一緒にお仕事や面白いことや楽しいこと、そして使命感を感じる事柄を、
より一層に育て合える機会を持てることを願っています。
もう面白いことたくさん思いついているので、随時お声がけさせてください!
そしてもうすでに面白いことを一緒に計画している方々、やりきりましょう!
そして、お声がけもいつでもお待ちしています^^
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