ヒトリタチ

翼も 心も 燃やして ハイにして
空高く どこまでも 追いかけて 飛び去って…


憶えの無い 選んだ道 足元がおぼつかないけど
確かに 土に触れて 歩むんだ この先へ
嫌いだとか 苦手だとか 知らないふりして
君の明日は 本当に見えているのかい?

繋がる事は 怖いんだ
誰かの手を借りるのは 期間限定だから
帰る場所なんて要らない 空に向かって大きく
翔(はばた)けば 大きな風を 興して

翼も 心も 太陽に 近付けば
焦がれた身を ゼロにするんだ もう何も怖くない
勇気より 自信より 高く目を 凝らして
空高く 飛び去ってゆく…孤独は愉しいよ


名前の無い 小鳥は 愛されていることが判る
近くで 見守って 温めてくれた 貴方だと
アンテナが 無い僕は どうしたらいい?
君はそれでも 教えてくれるのかな?

消えることは 怖くない
無いものねだりは しないから
ゼロからヒトリになる 慣れない重荷を提げて
今 飛び立つんだ 太陽を 追いかけて

希望も 未来も 正しいものだと言うけれど
先を読むことが 怖くないの? あるがままの僕を
見ていてね 聴いててね 大空へ 燃えながら
火の鳥は 誰かの為に 身を焦がす


星空は 美しいよ 手をつないで 星座になって
月の影も 暗闇も 海の色も 空の香りも
笑顔も 涙も 手のひらも 温もりも
いいなと思うよ だけど僕はヒトリだ

翼も 心も 燃やして ハイにして
空へ大きく駆け上がる ゼロの僕を目指して
光れ
大きな 理想図は ヒトリタチが叶える
僕が輝く空を…孤独は愉しいよ

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