蝶の羽

ピンクの羽を着た 小さな蝶が
小さな箱に 捕まえられて
何処かへふうわり
飛びたいけれど
窓の外を見ては ため息をつく

ピンクの羽着た 小さな蝶は
ついこの前まで 小さな青虫
未知の空へ
羽ばたきたいけど
籠の鍵は 誰にも開けられない


危険が溢れる 夢の街
それでも外が良いというなら
一歩だけ 出てみよう
そして君が思うことに
きっと間違いはない

監視のレーザーをくぐり抜け
籠の鍵を 手に入れよう
鍵はなくても 開けられる
それは他人の手があるから
自力で拓きたいなら
鍵を見つけること

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