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ロバート・キャパ

ロバート・キャパ 戦争を越えて

昨日はキャパの命日であった。
色んな偶然や、そこから広がって行く感情の環を思いつつも、本当なら昨日行く予定だったロバート・キャパの展示を見に行った。

今回開催されている「東京富士美術館」には初めて行ったのだけど、山の中に突如現れる豪華絢爛な建物にビビる。
まあそれは何故か、というのはあとで分かるのだけど。

キャパは戦場の写真で名を馳せたのだけど、やはり第二次世界大戦後に撮られた子どもや幸せな表情を浮かべた人たちを撮りたかったのだろう。
考えてみれば当たり前だ。
見て悲しい気持ちになる写真よりも嬉しくなる写真のほうがいいに決まっている。

写真にあるニコンは、キャパが亡くなった時に持っていたカメラのひとつで、手に持っていたのはコンタックス、このニコンは爆風に吹き飛ばされていたらしい。
泥だらけになったニコン。
胸が詰まる思いがした。

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