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Sweet 16(76回目)

キヤノンのEF-S10-22mmF3.5-4.5 USMである。
EF-SなのでAPS-C専用だから35mm換算で16mmの画角になる。
このくらいの広角レンズというと、むかしコシナフォクトレンダーのSuper Wide Heliarを使っていたことがあって、あれは15mmだが、もっぱらM8とかR-D1とかに装置していたので、M8だと19.95mm、R-D1だと22.5mmになる。
なので16mmの画角というのは初めてかも知れない。

これはM8にSuperWideHeliarで撮ったもの。
2011年であるから名古屋テレビ塔は電波塔としての役割を終えた頃

はっきり言って何を撮ったらいいのか分からない。
手前に被写体を置いて、どーんと背景まで、というのがいいのかも知れないけれど、そういうのを普段撮らないもんだから困る。

虎ノ門。東京タワーが小さく写っているが、実際には結構大きく見える。これは20mmあたり
赤坂TBSのあたり。やっぱりこういう感じに撮るのがいいのかね

レンズの焦点距離というのは好みが年齢に比例する、なんて話がある。
まあ年齢とともに視野も狭くなる...というから、あながち戯れ事とも言い切れない。
ということは、ぼくはまもなく還暦だから60mmくらいということになるか。
たしかに若い時分にはAPS-Cに50mmを付けるというのが、なんとなく嫌だったのが、最近ではまったく頓着しなくなった。あれは75mmくらいの画角だというのに。

そうなると16mmなんて、60のじいさんが高校生のコスプレをしてるようなもんだ(視覚の話よ、視覚)

逆にいえば、そんな画角に慣らしていくと若返るかも知れない(視覚の話よ、視覚)
ちょっと慣らしてみようかしらね。


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