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「7」というフィルムカメラ その2

この記事を見返していて思い出した。
キヤノンの「7」といえば、EOSとかではなく「Canon7」というそのままズバリのカメラがあったじゃないか、と。
というか「7」というフィルムカメラというならこっちのが的を得ているではないか。

まあいいか、とも思ったのだけど、せっかく使っていたのだし、何枚か写真もあるから記事にしてみることにした。
カメラについての詳細はこちら。

この7以前にVt Deluxeというのを使っていたことがある。
これはそれまでのV型レンジファインダーに巻き上げクランクを組み込んだトリガーを底部に装着しているカメラで、大変に使いやすいカメラであった。

しかし難点というか、当時はそれが当たり前だったのだけど内蔵の露出計を持たなかったので、正確な露出を知るためには外部露出計を別に用意する必要があった。
まあネガフィルムを使っている分には関係ないのだけど、それでもちょっと迷うような場面での保険という意味でも正確な露出を知るのは無駄ではない。
そこで、この7には露出計を装備したわけだ。
わけだ、が今どきの皆さんが想像するような「内蔵露出計」ではなく、それまでのセレン電池式の露出計をボディに貼り付けたようなものだ。
一応シャッタースピードを変えることに露出計は連動するが、TTL測光(装着したレンズの絞り値を通した測光)ではなく単体での測光なので、まあ目安ということだ。(記憶違いか、絞り優先でも露出計が使えたようだ。まあどちらにしても年数のいったセレン電池式の露出計だから精度はアテにしないほうがいい)
詳しい使い方などはこちらで。

マウントはライカLマウント。
もう選択肢は山ほどあるレンズマウントだから、どれを選んでもいいわけだが、ぼくが使っているときにはキヤノン50mm F1.4か沈胴のズミクロンを使った。

自分のカメラを撮ったものってホントに少ない

以下、2010年頃使っていた当時の写真。
だいたいだけれどモノクロはキヤノンの50mmでKodak TRI-X。
カラーはズミクロンでフジのスペリア100のはず。

沖縄に持って行った
琉球村
ホテル前のビーチ
きしもと食堂
牧志公設市場
娘と妻
琉球村
ビーチで
名古屋 栄
名古屋 栄

ぼくの使っていた個体は二重像がかなり薄くなっていてピント合わせに難儀した。

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