ほっつきある記52
ここまで24-85。
EOS 5Dの最初のやつは、もう20年にもなるカメラだから立派なクラシックカメラである。
海外では5D Classicなどと呼ばれているらしい。
今どきのカメラに敵うところなんかひとつもないが、もとより立ち向かおうなんて気持ちがさらさらないのだから良いのである。
さてこのカメラはフルサイズなのでEF-Sレンズが使えない。したがってEFレンズを使うが、これはフィルムEOS時代から続くマウントなので実にラインナップが豊富にある。
赤ハチマキのLレンズというのもあるが、今さらなんとなく気恥ずかしい気もするので、ぼくはこのカメラに50mmの格安撒き餌レンズと20-35mm、24-85mmを使う。
どのレンズも中古で買ったが、全て1万円以下であるから家人の目もかいくぐりやすい。Lレンズではこうはいくまい。
EF24-85mm F3.5-4.5 USM
24-85はひどいくもりが前玉にあって(このレンズは、こうなりやすいらしい)一度前玉だけ分解してみたのだけど、どうやら前2枚ははめ殺しで分解できないよう。曇っている1枚目の裏側にはアクセスできなかった。
仕方ないのでこのまま使っている。
まあ強烈な光源に向けなければ、多少コントラストが落ちる程度だろうから、これも「情緒」とすることにする。
EF20-35mm F3.5-4.5 USM
超広角(?)である。
20mmフルサイズというのは久しく経験がない画角で、未だに何を撮ればいいか分からない。
ただこのレンズはなかなかに優秀なのは分かる。
F5.6くらいに絞れば解像もよく周辺の乱れも少ない。
歪曲収差もよく抑えられていて、20mmでも24-85の広角側よりもずっと良い。
と、ここまで書いといて言っておかなくてはならない一言があるのに気づく。
それは
とぼくは思う。
である。
世の中には色んな人がいるので逃げ口上は必要なのである。
広角側で比較。
よく見ると20mmの方はビルが小さく見えるでしょ。
4mmの差はこれくらい。
大して違わないように見えるけど広角側の1mmは結構違う。
もう何時代の人なのかわからない発言だが、5Dがすごいなと思うのはISO1600に躊躇しなくていいことである。
なんだか最近ネタが切れ気味なので機材ネタに走ってしまう。
がっつり撮りに行きたいなァ。
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