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こういうのでいいんだよ、こういうので

いやね、普段は棚に置きっぱなしになってるんだけども。

稀にふと思いついて手に取ってみる。
この10Dは随分長く持っていて、まだ昨年だったか、高速シャッターの調子が悪くなったので買い直したりした物だ。

まあ20年も前のデジカメを「買い直す」ってのも、ちょっとなに言ってるか分からないレベルの話ではある。

D60(ニコンの話でもなければ60Dの話でもない)の後だから2003年の発売だ。
630万画素。

先般EOS7の話を書いたけれど

その頃のキヤノンらしい、両者には似通った感覚がある。

まあ今でこそ100万くらいをカメラに喜んで出しちゃう人が界隈には多くいるご時世だが、D60が30万くらい、この10Dが新品で20万くらいだったけれど、それでも買うのには相当な覚悟が必要だった。

なるほど。
安っぽいところがない。
フラッグシップとまではいかないのだろうけれど、ずっしりとした重厚感がある(実際結構重い)

ぼくは「こういうのでいいんだよ」と思う。
孤独のグルメではないけれど。

だってまあ、そんなに大した写真撮るわけじゃねぇんだし。

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