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真性S女 アトリエ・エス と行く万葉のたび

第三十六回 大津篇


  古の 人に我あれや 楽浪の 古き京を 見れば悲しき

昨日の読売新聞の[四季]に長谷川櫂が寄稿してました。巻一32、開巻に近い場所に収録されてる、高市古人の歌です。
古人と黒人が同一人物であったか否かの話は、いずれ機会があればするとして、この古き京。
これ、大津なんですよ。
なんとある大津が、日本の首都であったことがあったんですわ。
ま、程なく、例の壬申の乱でひっくり返されることとなるのですが。
而して、この歌があるわけです。

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