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新年度ご苦労様です。疲れを残さず明日を迎える秘訣について#165

皆様、こんばんは。
佐伯です。

新しい年度が始まり、何かとバタバタと忙しい1日をお過ごしかと思います。
新しい環境や人間関係は、知らず知らずのうちに疲労を蓄積させるものです。

これは仕方の無いことで、人間にはある程度慣れが発生するまで時間がかかります。
その間は如何にして疲労を残さず元気に明日を迎えるのかが、新しい1年の始まりで大切なことだと考えます。

という訳で今回は疲労と作業効率について深掘りしたいと思います。

ちなみに私は疲れを感じるとにジャーマンカモミールティーを飲み早めに就寝します。


①そもそも疲労ってどんな状況?

疲労は、単なる「疲れ」よりも複雑な状態を指します。
それは身体的、精神的な両面からのエネルギーの枯渇であり、集中力の低下、判断力の鈍化、そして全体的なパフォーマンスの低下を引き起こします。
疲労は過労、ストレス、不十分な睡眠など、様々な原因によって生じます。

疲れが肉体的な消耗を意味するのであれば、疲労とはこれに加えて精神的な消耗も加わる訳です。

そのため疲労状態とは単に寝れば改善するものでもなく、精神的な負荷によるものであるのでパフォーマンスにも深く影響を及ぼします。

それでは疲労状態ではどのようにパフォーマンスが低下するのでしょうか?

②疲労時の作業効率

疲労が蓄積すると、私たちの認知機能に悪影響を及ぼし、注意力や集中力が散漫になります。
これは、仕事のミスが増える原因となり、生産性が著しく低下します。

疲労時には、通常よりもタスクを完了するのに時間がかかり、その結果、さらに疲労が蓄積するという悪循環に陥ることもあります。

疲労と作業効率の関係については、多くの研究が存在します。
これらの研究は、疲労が認知機能に与える影響を明らかにし、疲労管理がいかに重要かを示しています。
例えば、適切な休憩が作業効率を向上させることや、定期的な運動が精神的な疲労を軽減することが科学的に証明されています。

"Lim, J., & Dinges, D. F. (2010). A meta-analysis of the impact of short-term sleep deprivation on cognitive variables. Psychological Bulletin, 136(3), 375-389."

このメタ分析は、短期間の睡眠剥奪が認知機能に及ぼす影響について検討しています。疲労と認知機能の低下との関係を明らかにし、特に注意力と作業記憶に関して、睡眠不足が有意に悪影響を与えることを示しています。

出典;National Library of Medicine 

③適切な休息とメンタルの維持で4月を乗り切ろう!

疲労と効果的に戦うためには、適切な休息が不可欠です。
短時間の休憩を日中に取り入れること、十分な睡眠を確保すること、そしてストレス管理のための技術を学ぶことが重要です。

私は必ずお昼に30分間、お昼寝をするようにしています。
すると午後からのパフォーマンスが低下することなく仕事にあたれます。

また、趣味やリラクゼーション活動を通じてメンタルヘルスを維持することも、長期的な生産性を保つ上で必要不可欠です。
趣味とは人生において不可欠なものです。
それは「ときめき」や「ワクワク」など心が動く事がとても精神にとって大事な栄養だと考えるからです。

疲労は私たちの作業効率に大きな影響を及ぼしますが、適切な休息と健康的な生活習慣を心がけることで、その影響を最小限に抑えることが可能です。

日々の生活において疲労を管理し、効率的に仕事を進めるためには、自身の体と心の声に耳を傾け、必要に応じて休息を取ることが重要です。
疲労との戦いは、生産性の向上だけでなく、健康的なライフスタイルの維持にも繋がります。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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