私たちは食べたもので出来ているvol.27#260
皆様、こんにちは。
佐伯です。
毎週土曜日は食について様々な角度から検証していく連載を始めたいと思います。
私は仕事柄、様々な食品に関わることがあります。
一つの製品に生産者様やメーカー様のこだわりや信念など、様々な思いが込められております。
これが製品の美味しさや健康への配慮、地球への配慮など様々な面でも思いが反映されています。
今回は最近調子良く続いているトレーニングについて疑問を感じたことについて調べたので共有したいと思います。
①分岐鎖アミノ酸(BCAA)って何?
日々トレーニングに励んでいるとタンパク質についてはとても気を付けて摂取しています。
せっかく頑張って続けているので、トレーニングに関する記事や資料を読んでいると時々分岐鎖アミノ酸(BCAA)という栄養素を目にします。
ただでさえ気を付けることの多い現代のトレーニングにおいてはある程度の情報の取捨選択は必要だと私は考えます。
ですが、今行っているトレーニングが軌道に乗り順調に続いているので以前から目にしてはいたのですが何なのか分からない、この分岐鎖アミノ酸(BCAA)について調べました。
調べたところBCAA(分岐鎖アミノ酸)は、バリン、ロイシン、イソロイシンという3つの必須アミノ酸の総称です。
これらのアミノ酸は、構造的に側鎖(主鎖と呼ばれる分子に枝分かれしているもの)が分岐しているため、分岐鎖アミノ酸と呼ばれているとのことです。
また、BCAAは体内で合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。
②なぜBCAAが必要なのか?
さて、調べてみると必要だが体内で合成できないため、摂取する必要があると分かりました。
次になぜ必要なのかについて調べました。
理由も分からずただ良いから摂取するというのも面白くないですからね。
このように調べてみたところ様々な効能があることが分かりました。
ですが、これらを全て網羅し理解して摂取している人はそうとなプロ以外いないと思います。
この中でトレーニングをする上で、とても重要な要素は「筋肉分解の抑制」ではないかと思います。
これは実際にジムのトレーナーさんの指導して頂いた話です。
「筋肉増量を目的としてトレーニングにおいて、有酸素運動は必要なのか?」
と、トレーナーさんに質問しました。
答えは、
「極論から言うと有酸素運動は無くても良医です。また、有酸素運動中のエネルギーは脂肪と同時に筋肉も分解することを忘れてはいけません。ただし柔軟性や心肺能力の強化が結果としてスタミナに繋がるのも事実です。その結果トレーニングの持続時間も伸びる点は利点です。この事を踏まえ、週に1回程度30分位でメニューに組み込むと良いと思います。」
とのことでした。
なので私は水曜日は有酸素運動の日にしてサイクリングに勤しんでいます。
私の推測ではその際に筋肉の分解を防ぐのに効果があるためBCAAが推奨されているのだと考えています。
③まとめ
調べると調べるほど人体は奇跡のようなバランスで成り立っているのだと分かりました。
太り過ぎや痩せ過ぎはそう言ったバランスが崩れている証拠なんでしょう。
そして、再度バランスを戻すには大変な労力と知識が必要だと分かりました。
私も食品を扱っているので良く分かりますが、世の中美味しいもので溢れています。
美味し過ぎて無限に食べれるもの多々あります。
ですが一度崩してしまったバランスを戻すのは並大抵の労力では戻せないと言うことをトレーニングを通じて学びました。
何より人体について知らないといけないことが本当にあると言うことです。
大人になると歳をとって体力が衰える、お腹が出る。
皆が等しく悩む問題ですが、やはり先人が細かく調べ体系化した知識が世の中に存在しています。
こう言った叡智を面倒くさがらず、学び取り入れることが健康の第一歩なのかと思います。
それでは皆様、ご機嫌よう。
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