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私たちは食べたもので出来ているvol.24#225

皆様、おはようございます。
佐伯です。

毎週土曜日は食について様々な角度から検証していく連載を始めたいと思います。

私は仕事柄、様々な食品に関わることがあります。
一つの製品に生産者様やメーカー様のこだわりや信念など、様々な思いが込められております。
これが製品の美味しさや健康への配慮、地球への配慮など様々な面でも思いが反映されています。

今回は先日noteでも発信しました自然農法のプロである渡辺さんの取り組みについてお話ししたいと思います。

渡辺さん、後進の育成や自然農法の普及に熱心に取り組んでおられます。
実は、本日、これから渡辺さんが主催している「自然栽培の田んぼ教室」に参加してきます。

私以外にも、先日、渡辺さんの農場を一緒に見学したスウプはやしの店主:林さん、私の息子の3人で行ってきます。

目的は2つあります。

まずは私は食品販売事業者として、林さんはスウプ屋さんとして自然栽培に対する知見を深め、食への知識や自然環境との調和など現地でしか体験できない情報を持ち帰ってくることです。

もう一つは息子に里山の自然を見せてあげることです。
なべちゃん農場では自然農法を貫いています。
そのため、大人としてはその日本画から飛び出したような原風景が魅力ですが、同時に綺麗な土と水があるからこそ生息が可能な動植物が沢山います。

例えばアカハライモリ。

Wikipedia:アカハライモリから引用

こちらは日本固有種の両生類で、綺麗な水がある場所でした生きれません。
準絶滅危惧種にもしてされており、年々その個体数が減っております。

また日本固有種であるゲンゴロウも実は更に絶滅の危険が高い絶滅危惧種に指定されています。

Wikipedia:ゲンゴロウから引用

特にこのゲンゴロウは農薬にめっぽう弱く、現在では自然農法を長年続けているような渡辺さんのような綺麗な田んぼでしか生きられません。

思い返せば私たちが教科書で習うような里山の生き物は実は全てとは申しませんが、かなりの数が消えています。

慣行農法や温暖化など色々な要因が考えられますが、私たちが郷愁を感じる風景は実は相当な貴重な風景になったと言うことです。

今回は、そう言った農業としての食の基本、自然との調和を皆で学んでこようと思います。

また詳しいレポートは後日作成したいと思います。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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