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【実は分かりにくい】会社員がふるさと納税をするデメリットとは?

こんにちは!yuuです!
ブログ“Atlas”を運用しながら、こちらでも頑張っています!

お金


毎年この年になると世間を賑わせる”ふるさと納税”!!

今年は9月末を境に”ふるさと納税”のルールが変わった影響で、9月末までに駆け込みでふるさと納税を済ませた方もいらっしゃるかと思います。


会社からお給料が出ている収入のある会社員は、基本、お給料から税金が差し引かれているので、本来支払うべき税金の額が”ふるさと納税”をすることによって、少なくなる可能性があります。

ただ、逆に”ふるさと納税”をしてもデメリットになってしまう場合も存在します。

今回は”会社員がふるさと納税をしてデメリットとなる場合”について解説していきます!


【この記事はこんな方向け】

  • ふるさと納税”をやってみたことがない方

  • ふるさと納税”をすることによるデメリットを知りたい方

  • ふるさと納税”に興味があるけどよくわからない方



会社員がふるさと納税をするデメリットとは?


ふるさと納税


Dさん:せっかく支払うべき税金がお得になるかも!と思って、ふるさと納税したのに・・・




ふるさと納税をした意味がなかった!となってしまえば、それこそ手間などを考えると、ふるさと納税すること自体がデメリットとなってしまいます。

具体的にどのような場合がデメリットとなるのか説明していきます。


給料さえあれば”ふるさと納税”すればお得になる?


お給料を会社から支払われている会社員であれば、誰でも”ふるさと納税”すれば、税金面でお得になるのか?


yuu:これに関しては、”ふるさと納税が具体的に税金のどの部分でお得になっているのか”から説明していきます!



お給料から引かれる税金の中に「所得税」と「住民税」があります。
※住民税に関してはお給料から天引きされてない場合もあり

Dさん:いつも給料明細見てたら、社会保険料やら所得税やらいろいろ引かれてるわね・・・


・所得税⇒ふるさと納税を今年やったとすれば、今年の所得税がいくらか戻ってくる可能性
・住民税⇒ふるさと納税を今年やったとすれば、来年の住民税が安くなる可能性


yuu:本来、支払うべき「所得税」「住民税」が”ふるさと納税”をすることによって、本来支払うべき額より低くなる可能性があるわけです。



つまり、この「所得税」「住民税」自体が発生していない場合=年収が一定水準より低い場合は、そもそも支払うべき税金がないので、ふるさと納税をする意味がないとゆうことになります。


Dさん:すなわち、ふるさと納税は、本来、支払うべき税金の額が少なくなる可能性がある制度なので、税金を支払ってない年収であれば、ふるさと納税自体をする意味がないってことね。



実際、どれくらいの年収から”ふるさと納税”をする意味がある?


一般的には、独身の方、または夫婦で共働きの方であれば、年収150万円以上の方なら”ふるさと納税”をするメリットがあると言われています。

Dさん:去年は私、年収150万円前後しか働かなかったけど。住民税3万円強も支払ったわ・・・確かに。



ただ、”ふるさと納税”を実際にする際、必ず上限額をシミュレーションする必要があります。

yuu:年収150万円前後ですと上限額は8,000円前後となり(世帯ごとの環境によって変動あり)、ふるさと納税の寄付をする際、8,000円前後のものを選ぶ必要があります。


シミュレーションに関しては、実際に”ふるさと納税”をする際に、ふるさと納税のサイトより確認できます!


yuu:年収によって、ふるさと納税で実際に購入する商品の上限額がぜんぜん変わるので、シミュレーションは必須です!



去年と同じ上限額ではダメだった?少し損をしてしまった・・・


一度、”ふるさと納税”をすると、そのときのシミュレーションした金額の記憶があるので、年収が大幅に変わらない限りは、シミュレーションをいちいちしなくてもだいたいの上限額の検討はつきます。

Dさん:私は毎年、年収150万円前後やから・・・上限額はいつも一緒やと思っていたわ。


yuu:基本的にはそれでいいんですけど。ただ・・・ここでまさかのポイントとなってくるのが・・・お子さんが進学されて高校生以上になった場合です。



子供が高校生になった瞬間、今までもらえてた「児童手当」がもらえなくなります。

ココがポイントで、児童手当がもらえなくなった代わりに、高校生以上のお子さんを持つご家庭は税金面で優遇されています。

”扶養控除”とゆう言葉になるのですが、高校生がいるご家庭では、税金の計算をするときに38万円分が優遇されています。

yuu:中学生以下のお子さんは「児童手当」が出ているので、この税制の優遇がない=ふるさと納税の上限額は年収が同じであれば今までと基本的には変わりません!


よって、高校生以上のお子さんがいる家庭では、扶養控除の関係で、ふるさと納税の上限額が減ってしまう現状が起こるのです・・・

Dさん:うちは今年から子供が高校生になったから・・・今年からは寄付の金額を減らさないといけないわね。


世帯ごとに年収も家族構成も異なるので、実際にシミュレーションしてみること必須です!


【まとめ】会社員がふるさと納税をするデメリットとは?


ふるさと納税1


ふるさと納税”をすれば税制面でお得になる!ってよく聞くので、私もそれを信じてひたすら毎年ふるさと納税していました。

yuu:でも実は家族構成や年収によってデメリットがあることなんて知らず・・・たまたまやってみた上限額シミュレーションで金額が突然変わった時は少々驚きました。


Dさん:扶養控除がまさか絡んでいたなんて・・・今年から高校生になるお子さんがいるご家庭は要注意ね!


また、国の政策にもいろいろ動きがあり、高校生でも児童手当がもらえるようになるかもしれないなんて言われてたりするので・・・今後、注視する必要があります。

yuu:2024年の秋から児童手当が高校生ももらえるようになるなんて言われてるけど・・・実際にどうなんでしょうかね。



ふるさと納税”を毎年している方は、手間ですが毎回、上限額のシミュレーションをしてからふるさと納税の商品を選ぶのが確実だと思います。


【まとめ】

  • ふるさと納税”は誰しもがやってお得になるわけではない。
    年収によっては”ふるさと納税すること自体がデメリット”となる可能性もある。

  • そもそも「住民税」や「所得税」を支払っていない方は”ふるさと納税”をする意味がない。

  • 子供が高校生になった途端、”ふるさと納税”をするときの上限額が変わってくるので要注意!
    ふるさと納税を実際にする前にしっかりシミュレーションする必要がある。


yuu:我が家は9月末までに”ふるさと納税”しようと思っていたのですが、忙しくて普通に諦めました・・・皆さんもしっかりシミュレーションをして、今年も楽しんで商品を選んでいきましょう!


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