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落書きに思うこと

CPが教材に落書きをしていました。古い教材で、おそらく先代のJOCVが作ったものです。
手持ち無沙汰だったのだと思います。


思うことをいくつか残しておきます。


①そういう人ばかりではない
先代が残してくれた資料には、CPについて「モラルがない感じ…」と記されており、僕もおおよそ同意です。
けれど、「落書き…これだからモザン人は…」とジャッジしないようにしたい。全ての人には当てはまらないはず。

②教材やマニュアル作成は意味をなさない
正しく使う人がいなければ、教材やマニュアル作成は意味をなさない。僕が作った教材も、5年後には落書きされて埃まみれです。捻くれているようですが、その確率は高い。

モザンのJICA事務所長が以前、「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。されど、財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し」と、後藤新平の言葉を引用されていました。

僕は、地球の未来を考え、自ら行動できる人を遺したい。

そのために必要な事業(授業)や財(モノやカネ)を持っていないけど、その中で創造するのが協力隊だろう。

そのために今は種を蒔く。