世界挑戦から20年
2004年2月、僕は世界タイトルマッチに挑戦した。
「世界チャンピオンになるんだ!」、ボクシングをはじめたときの目標はそれだった。でも、念願の世界タイトル挑戦、という感じではなかった。
というのも、プロになってからは、その厳しさ、期待の重さがのしかかり、僕にガツガツした欲はなくなり、とにかく「負けられない」との想いで一戦一戦必死に戦っていた。「結果としてそこにたどり着いた」という感じだった。
あの時の試合前の僕の心境、そして今の想い、
あまり知られたくないのもあり、あえて有料です。
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