Road to Paris陸上競技 10000m、マラソン

おはようございます。6月12日はヨーロッパ選手権陸上の10000mがありましたが、Road to Paris 10000m出場選手のランキングを見ると、ヨーロッパ選手権で優勝したスイスのDominic選手が葛西選手よりも上に来るようなんですよね・・(※まだRoad to Parisの公式発表はされていないです)
Dominic選手の優勝タイムは28分0秒ですが、ヨーロッパ選手権は大会カテゴリがGLになっていて、順位ボーナス点が大きいです。
ヨーロッパ選手権優勝:110pt
日本選手権優勝:60pt
アジア選手権の優勝は110ptですが、7月のバンコクで記録を狙うのは酷な環境です。。世界陸連公式発表を待ちたいと思いますが、厳しい争いになってきました。

マラソンの選考ではアメリカの男子選手が代表に追加となりました。元々、世界陸連は「ユニバーサリティアスリート枠」として11名を男子マラソン代表へ追加することしたため、標準記録を切っていないアメリカ選手の3番目の出場権はなくなることになっていました。
https://note.com/athletics_news/n/n4e92af04e85b
しかし、米国陸上競技連盟が世界陸上競技連盟に働きかけるなどした結果、ランキングポイントでの出場権を与えられ、レオナルド・コリル選手の出場が決まりました。まあ、アメリカらしいというか、、自分の訴えを主張することで権利を獲得していくんですね。追加で決まったのはアメリカとオーストラリア1枠ずつというのも何とも・・一体、どういう意思決定なのか気になるところです。
また、ユニバーサリティアスリート枠として日本で活動しているモンゴルのバトオチル選手(42歳)が追加なりました。なんと、オリンピックマラソンでは最多となる6回目の出場だそうです!バトオチル選手の自己ベストは2014年の2時間8分50秒なんですが、2024年今年の大阪マラソンで2時間10分10秒で走っていることから、まだ現役バリバリの練習をしていそうです。


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