伸びていく選手と潰れていく選手の違いって?養老孟司著『バカの壁』をもとに考察
陸上や野球、サッカーなど、あらゆる競技において、どんな選手が伸びていくのでしょうか?または、潰れていってしまうのでしょうか?
今回は、選手の内面に着目して考えたいと思います。
チームに所属していて、しっかりとしたコーチがいて、その指導のもと練習を行う場合を除き、
ほとんどの場合、自分たちで考えながら練習を行なっていかなければならないと思います。
そうなると、自分で本やインターネットなどで仕入れた情報をもとに練習を組むことになると思います。
最近では、YouTubeやInstagramなどが有力な情報収集源となっているのではないでしょうか?
しかし、果たしてYouTubeやSNSでの情報って正確なのでしょうか?
脚色が入っていませんか?それを見抜けていますか?
「有名な○○さんが言っているから正しいはずだ」
とか、
「トップ選手がやっている練習だから自分も取り入れたら速くなるはずだ」
とか、安易に考えていませんか?
どんな情報であろうと、疑うことなく鵜呑みにする者は"バカ"です。
なんでそうなるの?
本当にそれって正しいの?
そう考えずに鵜呑みにしてしまって、後で後悔するのも勉強といえば勉強ですが、、、
スポーツをするにあたっても、バカは強くなれません。
コーチやYouTubeの人が言っていることをそのまま取り入れて信じて疑わないでやっていると、それがたまたま自分に合っていればいいですが、合わない場合もあります。
そこで、メディアリテラシー(情報を取捨選択する能力)が必要になってきます。
自分に合うんだったら、どういう要素が合っているのか?
合わないんだったらら、何が原因で合わないのか?
しっかりと分析しましょう。
漠然と悩んでいても、解決しません。
そして、メディアリテラシーを身につける方法。
それは、
「なぜ?」
スポーツの場面だけでなく、日常のあらゆる状況で疑いの目を持って考える癖をつけるのが良いと思います。
競技力の向上はもちろん、何より自分で調べて、自分の中に落とし込むことで、頭も良くなるでしょう。
陸上で強くなりたかったら、勉強しろ!
それが今回の結論と言えるかもしれません。
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