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インドアの練習場は効果がない!?

下手な人ほど、練習場にケチつけたり、
コースや道具、天気のせいにしたりするものです。

「このコース、フェアウェイの真ん中に木があるって邪道だよ」
とか
「バンカーの砂が柔らかすぎて、転がって入っても目玉になっちゃう!」
なんて、よく聞く不平不満です。

こんにちわ。
ゴルフハックスのカネトモです。

私達ゴルフハックスの活動拠点は、栃木県と群馬県の県境。
車で30分以内に10コース以上のゴルフ場があるような環境です。
近所の練習場も「200ヤード以上の打ちっぱなし」ばかりです。

都心や郊外にお住まいのゴルファーには信じられないかもしれないですが、インドアの練習場で練習したことがないゴルファーは大勢います。


インドアの練習場が近所にあったとしても、
きっとゴルファーを集めることは難しいでしょう。

自分の打球がどのような飛び方をするのか、
確認しながら練習したい人が圧倒的に多いからです。


インドア練習場メインの都会のゴルファーは上達に不利なのでしょうか?

残念がら、それは仕方ないかもしれません。


では、インドアの練習場ば「やらないよりはマシ」という程度なのでしょうか?

そうなってくると、我々ゴルフハックスは「ノー」と答えます。

なぜならば、ゴルフの上達に必要な要件は、初期の段階では特に「頻度」なのです。
インドアであれ、広くて距離のある打ちっぱなしであれ、
1週間に70分×1日の練習よりは、
1週間に10分×7日の練習の方が圧倒的に上達に有効です。

どちらのタイプが効率的に上達する?

実験段階では、頻度が重要という可能性が見られるのですが、
それが何故なのかは未だに明らかにはされていません。

ココは私、カネトモの想像力の羽を広げて「カネトモ予想3.0」というカタチで頻度が上達に有意に働く理由を考えてゆきましょう。

なぜ上達には頻度が重要なのか?

インドアで練習している人、
打ちっぱなしで練習しているのになかなかうまくなれない人、

ぜひ、参考にして下さい。

その前に少しだけ、私のお話を挟ませて下さい。
決して本題から逸れませんので。

私は、大学まで野球に没頭し、卒業後にゴルフ場の練習生として地元栃木県のゴルフ場に就職しました。


大学4年の後半に、卒業までの間に少しやりましたが、
殆どゴルフ経験がない状態から、約5年で、PGAティーチングプロのライセンスを取得しました。

おそらく当時のPGAのライセンス制度では、
最短記録級の短期間での試験合格だと思います。

PGAレポートai


高校、大学でゴルフ部だったわけではない私は、いわゆる他の研修生に大きく遅れを取っていました。
その遅れを取り返すために、それこそ24時間365日ゴルフが上手くなるために費やしました。
(正直に言うと少しサボりましたから、360日くらいです。)

私が、大学の教育学部でスポーツを先行していたことは、
私のゴルフ上達の速度に有利に働いたと思います。


「どうすれば一刻も早くゴルフが上手くなるか」

そればかりを毎日考えながら過ごしていました。

確実に速く上手くなりたいと、「ゴルフに良いと思うこと」は思いつく限り試しました。

睡眠時間とゴルフのパフォーマンスの関係を研究し、
寝起きからティーオフまでに最低何時間必要か。

どんなプログラムが速く上達できるか?

いわゆる、先人たちが教える戦略は本当に効果があるのか?

その中に、練習する環境はどれがベストミックスなのか?

という課題が有りました。

もちろんゴルフコースでラウンド経験が多ければ多いほどいいと思いますが、
ゴルフ場勤務の研修生といえども、お客さんいる時間帯はコースには出られませんし、
夜はゴルフ場ではプレーできません。

練習場に行くわけですが、
練習場だって色々あります。

よりよい環境はどのような練習場だろうか?

みなさんと同じように、どうすれば早く、上手くなれるか、ゴルフのプレーのことだけでなく、
環境づくりのことまで、
毎日考えていました。

振り返ってゴルフのスキルが最も早く成長した時期というのがあります。

某練習場で自由に練習させてもらえるというところがあり、少し遠かったのですが、毎日通っていた頃です。

そこで、どんな練習をしていたか、というと毎日、ショートゲームのような小さい振り幅のスイングを膨大な球数打っていました。

フルスイングやパッティング練習をしたことも有りましたが、
小さい振り幅のスイングをとことんやっていたのを思い出します。

今で言うところの、「クロックスケール」ばかりを練習していました。

8−4時

【クロックスケール】84時

9−3時

【イラスト】93時Aアドレス

9割以上はフルスイングとは程遠い、ショートスイングばかりでした。

※クロックスケールを知らない。という方は、ぜひこのブログ内の「クロックスケールってなんだ?」をご参照ください。

【サムネ】03
ブログ「クロックスケール」とは

つまり、
上達のために、MAXで振る、いわゆるフルスイング、フルショットは必要なことかもしれませんが、ゴルフという競技の特性を考えた場合、
最も早く、最も効果的に練習の成果が感じられたのが、
クロックスケールのショートスイングでした。

つまり、インドアであろうが、奥のネットまで200㍎あろうが、
ほとんど関係ない、力加減も軽く、スイングの振り幅も小さい練習プログラムが効果を実感できたのです。

でも、あなたを含めた多くのゴルファーがなかなか、できないのもわかります。

なぜならば、単調で退屈な練習になってしまうことが多々あるからです。

思いっきりスイングして、遠くに飛ばしたほうが気持ちいいし、コースでは下手に加減するより、しっかり振ったほうがミスが少ない。
ような気がする。。。

そう!

時々、クロックスケールのショートスイングは飽きてしまうんです。

時々と言うより、ある程度できるようになると、
「いつまでこの練習やらなきゃならないのか」って、考えて、飽きてしまうんです。
上達が遅々として進んでいないような気がしてしまうんですね。

でもね、

癖や悪いイメージというのは、一般的には繰り返した回数に比例して固定してゆくものなのです。

最近の脳科学の発達では当たり前のことなのですが、
時々、「強烈なショックでイップスに…」なんてことを聞きますから、

強烈な思い出で、大きく変わってしまうケースの方が、受け入れられやすいんですね。

本当は、回数に応じて、身体は一連の動きをインプットしてゆくんです。

ですから、
ゴルフがなかなか上手くならない。と悩んでいる人は、簡単で成功率の高いショットから徐々に、回数を増やしてゆくことをおすすめします。

さあ、ここまで書いてきて、まだあなたは広くて奥行きがある練習場を望みますか?


しっかりとした上達のロジックを勉強して、そのうえで、実践を繰り返してゆけば、きっとあなたのゴルフは変わるはずです。

科学的根拠のない、テレビや雑誌、インターネットの情報を鵜呑みにせず、自分の力で上達を実感できる方法を探してみませんか?

ゴルフハックスは、
スイングの形に拘らない指導方法で、ボールを打つ感覚をとことん、磨きをかけています。


ゴルフハックスの「クロックスケール」一度お試しください。


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