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AI到来時代において勝つためには①

今の世界というのは、どれだけ自分自身の力を成長させていけるかどうかを何かしらの尺度で人に測られ、また、自分でもそれを測っている世界である。
その世界の尺度において、周囲からどのように見られているかを理解し、それを元に自分の中に正義を仮固定的に定め、その正義を形とするべく行動していく。
行動していくことによって、さらに周囲からの評価も理解することができるようになる。そうしてまた、己の正義を改め、行動していく。
決めた正義の形を、行動する際にはブラさずにやり切る。その先に、個人と社会の間にある「正義とは何なのか」ということの答えが見えてくるのではなかろうか。

まず、それ以前に、AI時代に勝つためには、何が必要なのかということを論じなければいけなかった。失敬失敬。
上記の内容は、AI時代において、人として最も持つべき「大切なこと」が前提になって提唱していることである。

このAI時代において、持つべきは「信念」と「問題意識」、「言語化の力」である。
この三つがあれば、人を行動に掻き立てる。
まず一つ目の「信念」は、あるべきことを信じて疑わない思いのことである。例えば、車が全く通っていない交差点、信号機が赤の時に渡らないという選択ができる人は、「どんな時でも秩序は守られるべき」だという信念がある。
次に二つ目の「問題意識」は、この例で繋げてみると、信号機が赤でもそれを無視して渡ろうとする人に対して込み上げてくる怒りの感情ではないだろうか。つまり、「守られるべき秩序」という信念を否定されたことによって湧き上がった「問題を指摘する感情」=(それすなわち)「問題意識」なのだと言える。
最後に三つ目の「言語化の力」によって、人は行動し出す。「言語化の力」は、世の中のあらゆることを言語に捉え直し、頭の中で考えられるようにすることである。
普段から「信念」や「問題意識」を持って考えられる人は、この言語化力がそもそも備わっている。なぜなら、人がもし言葉を持たなければ、「秩序」を自ら能動的に守る理由が、理性によるものではなく、本能のみに頼らざるを得なくなるためである。
本能は、素晴らしく、瞬発的な決定に関して人を助けてくれる。しかし、この世の中をもっと深くまで感動して楽しみたいのであれば、本能だけではなく、理性も発達させておく必要がある。
本能は、人類が今まで親から子へ何十世代も紡がれてきた遺伝子の記憶から、生存するためのエッセンシャルな行動を選択するように仕向けられており、その一生だけで紡がれる理性よりも強力である。
理性を発達させなければならない理由はここにある。もし、とある場面で、理性と本能の意見が食い違い、理性の方が正しいとしたら。本能は、全力で理性とは逆の選択を行い、間違った選択をしてしまおうとする。
この時、理性的に判断できれば、あなたはそれを止めるための手立てを立てられるだろう。本能のみに従ってしまえば、それが許される場合以外において、大問題が起きる。
言語化力を通して、この世界は秩序を保つことができるのである。
このように、「理性と本能がある」という考えも実は、理性が言語化してくれた結果である。そのように理性と本能という二つの事物において思考できるのは、理性による言語化の賜物と言えるだろう。この言語化力が、世の中の見えない構造を可視化してくれる。そういうことなのだ。

基本中の基本で、以上の三つ、「信念」、「問題意識」、「言語化の力」を胸に抱き、習得できれば、人は個人でも行動していける。
この個人による行動こそが、AI時代において大切なことなのだ。
そうして、次に、「個人と社会」という問題が出てくるのである。


そう、拙い文章ながら書き綴らせてもらいました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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ではでは!

タケルでした!

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