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【インタビュー 】『大会でモチベが上がったり、スプラ楽しいなあと思ってもらえたらいいなと思っています』/うえの Look Back This Year【#6】

Look Back This Yearとは
コミュニティ大会の主催者を中心に、大会に関わる様々なポジションの方にその年の活動を「LookBack(振り返る)」をテーマに10の質問に答えていただく形でインタビューを行います。
大会を作る人達はどんなことを思ってこの1年を駆け抜けたのかを知ってもらうことで大会を運営する側と大会に参加する側、そして大会を運営する人達同士に新たな化学反応が起こることを期待してオルタナ編集部が企画、編集してお送りいたします

企画趣旨説明

Look Back This Year(LBTY)ではSplatoonのコミュニティ大会に関わる方々を"Crew”(クルー)と呼び"SplatoonCommunityEventCrew"として様々な方にお話をうかがっていきます。
今回はユニークなテーマやレギュレーションで様々な大会を仕掛けつつ、ご自身の代名詞的な大会の1つである「ガチ早朝杯」は着実認知と人気を広げつつあるUG PLANとして個人主催もされながら、「姫ヤグラ守護杯」などこちらも特殊形式のイカップルを次々に手掛けるすのーあっぷの主催としても活動されているうえのさんにお話を伺わせていただきました。

プロフィール

個人アカウント/大会アカウント/団体アカウント

【1】今年の活動で手応えがあったもの

――まずは今年の活動で最も手応えを感じた企画またはエピソードなどがあれば教えてください

カジュアル大会は好意的な意見や反応が多く、とても嬉しかったです。
特に4500H杯、姫ヤグラ守護杯の告知ポストは沢山拡散していただきましたが、「参加できる」「参加できない」で楽しんでいるのが見ていて面白かったです。

――6月にびのさんと共同で開催された「4500H杯」は64万、10月にすのーあっぷで行った「姫ヤグラ守護杯」14万と告知ポストのインプレッションだけ振り返ってみても大反響だったことが伺えます。

大会後に感想やご意見も頂けることが増えてとてもありがたく思っています。

【2】今年の活動での反省点

――逆に今年の活動で一番反省している企画またはエピソードがあれば教えてください

大会をスムーズに進行する(選手の待ち時間を減らす)ことは、ずっと課題としてあると思っています。特に参加者数が増えたり、運営配信をする時はまだまだ力不足だなと痛感します。

――11月頃にうえのさんご自身が自虐的にポストしておられたのが記憶にあります。私もまだまだ試行錯誤しているところだけによくわかります

また、ウデマエ制限系の大会を幾つか主催しましたが、参加者のウデマエ詐欺等ではなくレギュレーションを守っているのに不平不満が生まれてしまう状況を作ってしまう事があったので反省しています。
制限のある大会は人気がありますが、運営がとても難しいです。

――ウデマエ制限大会が一定のシェアを獲得しつつある中で、様々なトラブルを目にする機会が増えました。このあたりをどう解決していくかもこれから求められていく部分かもしれません

【3】パーソナライズ質問

――他の大会運営者の方から、うえのさんを「アイディアメーカー」として評価する声をいくつか聞いたことがあります。
ご自身が大会のアイディアを思いつかれる上で工夫や大事にされていることがあれば教えてください

アイディアメーカーって言って頂いているんですか(笑)嬉しいですね。

――実際ありそうでなかったがうえのさんの企画される大会には多い気がします。個人的には「のびしろしかない杯」がネーミングも含めて好きでした。

UG PLANが今年開催した大会の数々。実に多彩な企画を仕掛けてきた。
「凸凹イカップル杯」「ヒーローは遅れてやってくる」「最終無冠杯」など
継続に繋がったものもあり、カジュアル、ガチどちらの層にも存在を印象付けたはずだ

私が最初に主催をやりたいと思ったキッカケが、ガチ早朝杯のアイディアを思いついた時でした。

私は休日になると昼過ぎまで寝ているなんて事が当たり前で、日曜日の夜に「寝て終わった…」と後悔してばっかりで(笑)

――なぜだか知らないですが、耳が痛い(笑)

だったら、土曜日の朝にスプラトゥーンの大会をやったら早起き出来て、有意義な休日を過ごせるのでは!?と考えてガチ早朝杯を立ち上げました。
そんなスタートだったので、他の大会も「こんな大会があったら面白いなあ」と妄想しながら作っています

――逆転の発想といか荒療治というか、そんな背景があったとは(笑)
でも、そういう発想の転換が思わぬ成果を生むというのは実際そうかもしれないですね。

スポーツ競技の大会ポスターを思わせるデザインが採用された
「イカすポーツ杯」も「面白そう」の工夫がデザインから盛り込まれていた

【4】大会の価値

――今年の8月に著名なプレイヤーの発言をきっかけにして「非公式大会の価値」というものについて様々な意見が巻き起こりました。「価値ある大会」とはどういうものだと思うかについて個人としての意見をお聞かせください

非公式大会の存在意義はスプラトゥーンを盛り上げることだと思っています。
非公式大会でモチベが上がったり、スプラ楽しいなあと思ってもらえたらいいなと思っています
私の「価値ある大会」は「スプラトゥーンは楽しい」と思える大会です。

――ガチ早朝杯杯のPVで使われていた「大会前から楽しめる大会」や「寝坊も楽しめる?」のフレーズが思い出されました。色んな楽しみ方を考えて実現されているうえのさんらしい回答をありがとうございます。

【5】印象に残った大会

――自身の活動以外で、今年コミュニティで行われた大会や企画などで一番印象に残ったものがあれば教えてください(公式のものは除く)

お母さん杯に出られなくて悔しかったので、ある意味一番印象に残っています(笑)
自身の主催大会と日時が被ってしまいました。

「お母さんによるお母さんのための大会」として開催され、コミュニティでも
人気コンテンツの一角を担う「お母さん杯」7月に行われた第5回では2つの部門で
それぞれ60チーム近いプレイヤーが参加する大反響の大会となった。

――最近は例外的な方もいらっしゃいますが、主催しながら大会にも出るって両立しないのが一般的ですからね。わかります

大会運営者のデメリットですね……。

【6】人への関心

――コミュニティ大会に関わる人の中で、「この人と話してみたい」と思うような方がいれば教えてください(可能なら理由も含めて)

さいみょんまっしゅ運営さんとお話してみたいですね!

――#4でカクさんもお名前をあげていらっしゃいましたが、やはり多彩な大会を開いていらっしゃる運営同士気になるところがあるのかもしれないですね

選手とのコミュニケーションや大会クオリティ、アイディア、頻度など、いつも素晴らしいなあと思って見ています。

【7】今年の評価

――今年の活動にご自身で点をつけるとしたら何点ですか?(100点満点として)

70点。
自分のアイディアをたくさん形に出来たので良しとします!

――実現こそ見送られていましたが、以前お聞かせいただいた企画もユニークなものでしたので開催が実現することを期待しております。

詳しくは明かせないのだがイメージを示すなら…こう。
実現すれば楽しそうな企画だけに続報を期待したい

【8】来年への抱負


――最後の質問になりますが、来年の活動の抱負もしくは読者に向けて公開できる情報があれば教えてください

来年は今まで立ち上げた大会のリバイバルをしていきたいと思っています。

――既に色々と動かれたり考えたりされているのを耳にしていますので、今年生み出されたものも含めて来年の展開を期待しています。
個人的には「イカペアレンツ杯」の復刻を期待したいところです。
本日はありがとうございました。

24年2月に開催された「イカペアレンツ杯」結果こそダイナモン選手&2438学園選手の
「よしもとゲーミングパパ」の優勝だったが、最強お母さんペアの活躍も非常に印象深く
残っている。もしリバイバルされたら次はどんな最強父母が現われるのかと考えてしまう

最後に(編集後記)

うえのさんを「アイディアメーカー」だと思っているのはまさに私がその1人なわけですが、度々色んな発想を聞かせていただいていて本当に面白いなと思いつつ意見交換をさせてもらっています。
インタビューでは触れていらっしゃらなかったですが、大会活動以外でもサーバー内企画など色々動かしておられるのを目にするので、うえのさんも結構幅広く活動されているなぁと度々思ってます。
来年はどんなアイディアが出てくるのかもしかしたら一番楽しみにしているかもです(笑)

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