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謎メキ!花の天カス学園 感想

皆さん、クレヨンしんちゃんの映画観てますか?
私は結構好きです。映画というもの自体がそんなに好きじゃなくて一年に一本ぐらいの頻度でしか観れてませんが、いつか歴代全部のクレしん映画をコンプする気で観てます。本気です。

今回は2021年の映画、「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」の感想を話していきます。いつも物語を観たり読んだりするとき、一瞬一瞬で感じたことはあってもすぐに忘れてしまうことが多く、終わった後に「おもしろかった」としか感想が出てこないことばかりです。ので、紙にメモをしながら映画を観るという試みに挑戦しました。その時その時で思ったことなので基本的には時系列順です。

それでは行きましょう。(※ネタバレが含まれます)

感想

・伏線っぽいシーンが多い。ミステリーものとは聞いていたので注意して観ていかねば……
・ネイル落とすシーンいる?怪しいな。
・つけまを落とすシーンは、「化粧という違反行為をしているが元のポイントが高いので問題ない」ことを説明するという役割があるが、二回目にネイルを落とすシーンは不要なはず。伏線になりそうだから覚えとこ。
・フィクションとは言え、ポイントの低い生徒たちのクラスを「カス組」呼ばわりしてるの酷すぎてちょっと笑っちゃった。
・フワちゃんみたいな人が出てきた。彼女の声を覚えていないけど多分こんな声だった。
・そういえば彼女がテレビに出てき始めたのって一年半くらい前だっけ。
・ボーちゃんが恋するのって珍しい気がする。まさおくんが恋する映画はたしか過去にあったはず。
・風間くんがエリートへの裏道と聞いてノータイムで「みんなにも教えてあげよう」と振り返るのすき。
・図工の授業の後の噴水のアニメーションすき。(水がくるくる回るみたいな?)これは言葉じゃ説明できないから実際に見てみてほしい。
・ポイントの高い生徒はより豪華な食事や待遇を、低い生徒にはより劣悪な食事や待遇を、ってシステムは格差広げるだけで良くないよなぁ。ブルーロックというサッカーデスゲーム漫画でも似たシーンがあって、同じツッコミを心の中でしたことがある。
・しんちゃんたちの寮の部屋にあるベッドが三段ベッドと二段ベッドになっていて、三段の方が上からネネちゃん、まさおくん、ボーちゃん。二段の方が上がしんちゃんとなっていた。
・一番上がいいと主張するネネちゃんとしんちゃん、下でいいよとゆずるボーちゃんと風間くんが想像できて、なんか良いなと感じた。
・しんちゃんは高いところのほうが好きそうだから三段の方を選びそうなのになぁ。ネネちゃんに譲ったのか。風間くんと一緒のベッドが良かったのか。私としては後者な気がする。前者でも微笑ましいけど。
・ダイイングメッセージもあるんだ。思ったより本格的なミステリーだ。
・時計塔の梯子を登る順番とか、ちょっとした動作にもキャラクターの性格や関係性が出るなぁ。さっき書いたベッドの位置の話もそう。
・33?どういう意味だ。しんちゃんたちよりも先に謎を解きたい。
・スミコ先生も、ス(3)ミ(3)となって容疑者に入る可能性があるんじゃないか。観客にそうミスリードさせるためにあえてしんちゃんたちが気づかない展開にしているのか?深読みのし過ぎか??
・メタ読みするとチシオかサスガが犯人でしょ……
・ろろさんが疑われて過去一早口になるボーちゃん。焦ってる様子はレアだね。
・走るのが校則違反だからみんな早歩きなのシュールでおもしろ。(焼きそばパンを買いに行くシーン)
・ネネちゃん→アゲハ
 ボーちゃん→ろろ
 まさおくん→番長
みたいにそれぞれがそれぞれのターゲットと関わる展開って、なんでか分からないけど好きなんだよな。ワンピースの戦闘シーンとかもちょっとこれに近い。
・サスガは尻噛まれてバカになっちゃったから犯人じゃないのか。
・チシオも怪しすぎて多分違うな。中盤で疑いを向けられる人物は大体犯人にはならない。
・となるとマラソン大会で2位になってチシオを睨んでる金髪の女かスミコ先生が怪しい。(←後から読み返してもここの論は我ながら謎だ。)
・ボーちゃん幸せになってくれ~
・木偏が人偏に直されてるのも何かの証拠なんだろう。全く検討もつかないけど。
・事件は時計塔じゃなくて図書館で起きていた!?!?!?
・実際に犯人と対峙したらシルエットで中の人が誰か分かっちゃいそうなもんなのに分からないの、コナンの黒いシルエットの人みたいなバカバカしさがあって笑ってしまう。
・やっぱり爪伏線だった!(心のなかでガッツポーズしました)
・謎解きのお話であることが事前に分かっている以上、塔でのしんちゃんと犯人のドタバタを「どうせ顔が見れないまま逃げられるんだろうな」という若干冷めた目で見てしまい、自分の感性の良くなさに気付かされた。
・「犯人はこの中にいる」定番の台詞がまさかクレしんで聞けるとは…… すごく嬉しいとかではないけど不思議な感覚。
・ろろさんがカニを言い当てる 良いね。
・爪のくだりこそがミスリードだったのかー。
・ガッツポーズをなかったことにしたい。恥ずかしい。
・普通に謎解き間違ってました……悔しい。被害者が自作自演してた真犯人だなんてミステリーではよくあることなのに、当てられなかった。
・うお、すごいビンタ。
・作画技術が上がっててアクションシーンに迫力があるな。(前回観た映画が2003年公開のヤキニクロードだったので、それと比較してこのメモを書いている)
・サスガがチシオを好きで、後半何らかの形でそれが明らかになるという展開は序盤から薄々気づいていた。まぁ謎解き失敗したから今こんなこと書いても意味ないけど。
・全校生徒が集まるところで、ろろさんが意外と小柄であるということが分かるの、なんかエロいな
・風間くんの「ボクはエリートだ!」に対するしんちゃんの「オラは野原しんのすけだぞ!」が良い。最高だ。
・序盤にしんちゃんがマラソン苦手~と言ってたの、後半の風間くんとのマラソンで、やる時はやる男だということを魅せるためのギャップ的なやつだったのかな。
・風間くんが手紙で「友達みんなが何かしらの分野のエリートだ」って語るとこ、「世界はグー・チョキ・パー」じゃん。
・今更ではあるが、クレしんは男も女もモブ顔のバリエーションが豊富で驚かされる。”重要人物ではないと一目で見て分かるキャラデザ”を量産するのって、すごく難しいと思うんですよね。
・最後のレースは全生徒が参加してろろさんとか番長とかと協力しながら走る展開じゃないんかい。
・と思っていたら敵のドローンを倒す時に手伝ってくれるのか。こういう、今までのキャラ皆が力を合わせて助けてくれる展開は昔からのテンプレなんだけど、いつ見てもテンションが上がっていいね。
・ボーちゃんとろろさんの関係、めっちゃ好き。
・番長の顔は見たくなかったなぁ。仮面を脱ぐとしても、素顔はまさおくんにだけ見せて、視聴者には見せない構図だった方が私の好み。
・最後に学園の皆がしんちゃんを応援するシーン、チアリーダーとか吹奏楽部とかが居てハチャメチャで意味が分からないんだけど、こういう楽しさがクレヨンしんちゃんの良いところかも。
・それぞれのキャラクターが自分なりの「青春とは」を言って繋いでいくシーンも好き。
・特にサスガくんの『後悔』と、ろろさんの『孤独』は心にくるものがあった。
・番長、ずっと仮面をつけてたから顔だけ日焼けしてなくて色白なのシュールで面白い。
・真剣勝負を見て改心する学園長のシーン、なんだか走れメロスっぽかった。全然やってることは違うんだけど、一生懸命走って、それを見て大事なものに気づく。という流れに走れメロスの雰囲気を感じた。
・学園モノということもあったが、最終的に「特に悪者がいない」という展開で終わっていて、そこも後味の良さに繋がっていたな~。

終わり

以上です。
映画を観ながら思ったことをリアルタイムでメモしていくという初の試みではありましたが、読み返していてかなり面白かったです。創作物の感想を言葉にするのが久しぶりだったので、定期的にやっていきたいところです。

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