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レザークラフトで学んだこと

らぎだ。

レザークラフトに挑戦していました。
いくつか学んだことがあるので紹介します。

感じたこと

・革製品の設計のすごさ

今まで財布を見たりしたときに、もっとこういう商品があればなと思うことがありましたが、いざ自分でそれを実現させようとすると設計の難しさがあることに気づきました。作られているものはしっかり考えられていて、むしろそここそが革の難しさだと思いました。
また、細部の精度こそが品質につながるということも感じました。


・革製品の値段

ハンドメイドのものに対してですが、僕は初心者なので仕事でやっているのの2倍の時間がかかっているとしても、それなりに時間がかかるんだなと思いました。工業の大量生産のありがたみと、ハンドメイドの商品の価格に何となく納得いくようになりました。


・職人の道具の大切さ

最初初心者セット的な安いセットを買いました。これが失敗でした。それなりのものを使うことの大切さ。また高品質の道具のすごさを感じ、職人が道具を他人に触らせない(イチローがバットをほかの人に触らせない的)なやつの意味を何となく理解できたとおもいます。

マジで最低精度あるやつじゃないときついんで、あとでちょっと紹介します。


レザークラフト始めたい人に伝えたいこと


・初心者目線で見た道具

縫い針

革を縫う針は先があまり尖っていないのを使います。基本的にはこの針の細いのを使っていました。もっと分厚い革だと太いのを使うのかなと思います。


革を切る道具

革包丁と比べかなり安くで済むのでこれにしました。革包丁だと研がないといけないですが、こいつは替え刃があるので楽ですし、自分には十分でした。

菱目打ち

革に針を通す穴をあける道具なんですが、これを僕は失敗しました。

ただでさえ抜きにくい道具なんですが、横線が入っていてより抜けにくい仕組みになってしまっています。下図

菱目打ちギザギザ

安物セットに入ってたやつに入ってたものをそのまま使っているのでいいやつがどれくらいのものかわかっていません。
新しいの欲しい。

あと、穴の間隔もいろいろあって作るものよって糸の太さとセットで考えるものなんですが、僕はまだ理解できていません。これから勉強して書き換えます。

糸の太さと穴の間隔との相性、革の色と糸の色の相性。好みのものを見つけるのが楽しい部分だと思いますので一応僕が使っていたものを貼っていますがいろいろ試してみるといいと思います。かなりプラスチックぽいので渋いのを作りたい方は麻糸を選ぶといいと思います。

仕上げ材

革の側面(コバ)を磨くときに使う仕上げ材です。この作業が高級感を引き出すので大切なアイテムです。ほかの会社のは使っていないので比較はしていません。プロの人が言ってたので間違いはないと思います。

ヘリ落とし

革の角(ヘリ)を落として革の側面に丸みを出す道具です。
これも安物と比べてかなり使い心地がよくなりました。
No.1~3があって、どれだけ落とすかによって決めるのですが、僕は小さいものを作っていることが多かったので1を使っていますがもう少し削れてもいいなぁと思っています。なのでNo.2を貼っておきます。


最低限これだけあればそれなりのものが作れると思います。あとディバイダーがあったほうがいいかも。


・初心者目線で気を付けたほうがいいこと

設計
自分で作るからには自分の思い通りの形を作れるのが楽しいところです。が設計するときにどこの革の側面が見えるかとか組み立てる手順もしっかり考えないとすごい失敗作が出来上がります。頭の中でうまく作っていても、手順で縫えなくなったり、磨けなくなったりします。はじめはyoutube等をみてなぞって作ってみるといいかもしれません。

革の選び方
正直わかっていません。オンラインで革を買っちゃっているのでどの革が何の革かすらわかりません。革によって作れるものの種類が違うので一度本物を見てみたほうがいいと思います。(見に行きたいけど見に行けてない)

皆さんもレザークラフトいろんな形いろんな色を使って挑戦してみてください


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