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フィンランドの教会を巡る

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旅先では、必ずといって良いほど、教会と図書館を訪ねます。その町や人が分かるような気がするのです。愛してやまないフィンランドの教会を、一旅行者の目線で紹介します。そして、お気に入り…
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記事一覧

#20 アアルト設計、イマトラのスリークロス教会(フィンランド)

巨匠アアルトが設計したスリークロス教会の改修工事がついに始まりました(2024年9月~) 老…

#19 クオッカラの教会:わたしは命のパンである(フィンランド)

フィンランドで訪ねた教会&礼拝堂シリーズも、19番目になりました。  今回は、ユヴァスキュ…

#18 葡萄の教会、ヴィーイッキ教会:Viikin Kirkko(フィンランド)

ヘルシンキ郊外にあるヴィーイッキ教会を訪ねました。以前夏に寄ったときは閉まっていたため、…

#17 オリヴェシのアーチ型の教会(フィンランド)

イベントに参加するため、タンペレの一駅先にあるオリヴェシに数日滞在しました。オリヴェシは…

#16 ラーヤサロ教会:Laajasalo Kirkko

フィンランドで訪ねた教会の備忘録、第16番目はヘルシンキ中心部から10キロほど東の町、ラーヤ…

#15 ケリマキ教会:フィンランド最大の木造教会

フィンランドで出会った教会シリーズの第15番目は、サヴォンリンナの東20kmほどのところにある…

#14 ラウッタサーリ教会(フィンランド)

フィンランドで訪ねた教会や礼拝堂を、覚書的に書かせて頂いています。 ラウッタサーリ教会は、レンタルしたクロスバイクで散策したときに、偶然出会いました(2019年) 自転車って徒歩より機動力があって、車より風景や暮らしを肌で感じられるから好きなんです。 運河のようなこのスポットも、ぷちサイクリングでたまたま通りかかりました。 さて最初に目に飛び込んできたのが、細長い塔です。 なだらかな階段に誘われ、教会の建物に近づいてみました。 岩の斜面に建てられたため、ラウッタサーリ教

#13 新ヴァラモ修道院(フィンランド・北カレリア)

フィンランド東部の北カレリアに、新ヴァラモ修道院があります。フィンランド正教会で唯一の男…

#12 ヘイノラの古い教会(フィンランド)

フィンランドを車で旅行するときは、走行距離が200km前後で済むように、泊る場所をアレンジし…

#11 アアルト大学内、オタニエミ礼拝堂(フィンランド)

ヘルシンキの西隣、エスポーにあるアアルト大学は、ヘルシンキ工科大学・ヘルシンキ経済大学・…

#10 十字架だけの大自然のチャペル:コリ国立公園(フィンランド)

フィンランドで印象に残った教会や礼拝堂を、マガジンに書いてきました。今回は十字架しかない…

#9 コリのDevil's Church:Pirunkirkko(フィンランド)

フィンランド人の心の故郷ともいわれるコリ国立公園から12kmほど行った道沿いに、Pirunkirkk…

#7-8 Sastamalaの2つの古い教会(フィンランド)

タンペレの西60kmのSastamalaに、2つの古い美しい教会があります。フィンランドの教会という…

#6 カンピ礼拝堂:ヘルシンキ(フィンランド)

ヘルシンキ中心部のショッピングエリアにあるカンピ礼拝堂。高さ11.5mのころんとした独特な形は、クラシックな石造りの建物やビルに囲まれた広場で、異彩を放っています。 外壁はコーティングされたトウヒで出来ています。フィンランドで、トウヒはクリスマスツリー🎄の木だそうです。 この礼拝堂ではミサや結婚式などの宗教的行事は行われず、訪れた人が、平和と静寂のなかに身を置いて祈るために開放されています。 内部は、木の肌合いが美しいハンノキ。 木の温もりを感じ、木漏れ日を浴びながら森