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【カフェ】スタバの中の人だった私がスタバについて語る
大学の頃、スタバでアルバイトをしていました。
時は遡り、私が初めてスタバを訪れたのは中2の冬。
「シアトル系コーヒーが日本に上陸した!」
とテレビでは聞いていたけれど、どうやらそれが近所にできたらしいということで行ってみたのが最初の出会いでした。
あの時初めて飲んだキャラメルマキアートの甘さは今も忘れられません。
皆さまは、スタバお好きですか?
本国アメリカでは続々閉店している中、日本では順調に店舗数を伸ばしているところを見ると、日本のスタバ人気は根強いですね。
私がスタバを好きな理由
空間の居心地がいい
おしゃれ
行くだけでワクワク感がある
たまにハマるフードを出してくる
今やコーヒー一杯の値段が安い(このインフレの時代にあって)
世界中どこででも安心の同じメニューとクオリティ
ざっとこんな感じです。あれ?
美味しいってひと言も書いてないですね。
そうなんです、スタバのコーヒーが美味しいとは特に思っていません。
マイルドで薄めのものが好きな私にとって、スタバのドリップコーヒーは濃くて焦げた感じがしてしまいます。
ラテ系はと言うと、昔は好きでよく飲みましたが、
最近はクリーミーなものが好きじゃないのであまり飲みません。
そんなわけで、
これが格別美味しいからスタバに行く!とかではないんです。
スタバの上手すぎるブランディングにまんまとハマっている顧客、それが私です。
でも同じようなお客さんってきっと多いのかなと思っていて、ここまで来ると滅多なことでは裏切らないコアファンという領域に入るのでしょう。
スタバイトまでの道のり
スタバのバイト面接は倍率が高いです。
最初に受けた渋谷マークシティのスタバはあっさりと落ち、めげずにあと2店舗挑戦。3店舗目でやっと採用のお返事をいただけたのでした。
研修センターでスタバマインドやドリンク作りのトレーニングを受けた後は、採用店舗に足繁く通い、レシピを丸暗記する日々でした。
現在どうなのか分かりませんが、当時は店舗に1冊だけ置いてある持ち出し厳禁の分厚いレシピブックを、手書きで自分のノートに写して覚えるという手法が取られていました。
(ちなみにそのノートは今も手元に置いてあります。)
そしてもうひとつ、レシピ暗記と同時に進められる研修メニューが「CEOからの社員向け動画タイム」でした。
当時のCEOは言わずと知れたハワードシュルツ氏。
1番印象に残っている彼の言葉は
"Just say yes."
スタバはお客さんからの要望にNoとは言わないというものでした。
スタバで働いていた期間中、私もお客さんの要望にNoと答えた記憶はありません。
ここが辛いよスタバイト
「スタバのバイトはきつい」
というのは、わりとよく聞くフレーズです。
ちょっとしんどいかな、と思った点は以下のとおり。
常に混んでいるので一息つく暇もないほど忙しい
その割には時給が安い
スタバ愛が強いゆえに厳しい先輩がいる
いざ書き出してみると、他の飲食店のバイトと特に変わりないような気がしました。
ここが良かった!スタバイト
ドリンク作りがとにかく楽しい
コーヒーの香りに包まれながら働ける
バイト中は全ての飲み物が無料で飲める(当時は)
365日社員割引で買える
やる気のある同僚が多い
あともうひとつ、お気に入りだったことがあります。
皆さまはお気付きだったでしょうか?
スタバは「いらっしゃいませ」とは言いません。
時間帯に合わせた挨拶をしながらお客さんを迎え入れるのです。
私はその風習がとても好きでした。
"店員もお客さんも対等の立場"
そんな感じがしたからです。
バイトを辞めた後も続く、ちょっといいこと
すべての飲み物のレシピを知っているので、ややこしいと思われがちなカスタマイズも自由自在にできる。
新メニューが出ても概ねレシピの想像がつくので、買いか見送りかの判断がつきやすい。
スタバで働いていたと言うと、だいたい良い反応を返していただける。(当時は就活に有利なんて神話までありました。)
自己満足の領域かもしれないです。
でも、「好き」を仕事にしたからこそ、後々までこんなに素敵な気持ちが続くのかなと思っています。
そして、世界のスタバを巡る
私は海外旅行によく出かけるのですが、旅先でも必ずスタバを訪れます。
いつものメニュー。
いつもの味。
いつもの雰囲気。
異国でのスタバは、慣れない土地での緊張感を一気に解きほぐしてくれます。
ちなみにこの記事のトップ画像はラスベガスのスタバ。
夜の街にて朝活をした、思い出のひとコマです。
これまでも、そしてこれからも。
スタバは私の大切なサードプレイス。
まだまだスタバ熱は冷めそうにありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、
Instagramの方にも遊びに来てくださいね。
それでは、また。
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