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コドナ

子供でも、大人でもない「コドナ」。
もしくは大人になりきれない大人。

わたしの大好きな俳優である窪塚洋介さんが
とある映画の制作発表の場で言っていた「コドナ」。

最初にこれを聞いた時
わたしは紛れもなく
自分が「コドナ」なのだと
ハッとしました。

大人と子供のせめぎ合い

先日、仲良くしていただいてる方から

「ちょっと背伸びして生きるといいよ。」
「続けてたらどんどん成長してるよ。」

と教えていただいてから
なにかを選ぶ時は
ちょっとだけ無理して
ちょっとだけ背伸びした選択をし続けています。

これは、私の大人の部分です。

このnoteを更新する時にも
あ〜なんか格好つけたこと書いちゃったな〜
でもいいや!ええい、公開してしまえ!
と思いながら投稿していたりします。

これも、しっかり忖度が働いているので大人です。


かたや

台風の次の日に後先考えずに
水たまりの上を自転車で爆走して
泥だらけになる。

これは子供であって。

明日があるのに
深酒してしまう。

これも子供なのです。

でも居酒屋に行って
ひとりでサクッと飲んで帰れる
お金と時間と心の余裕がある。

これは大人だからできることで。

スーパーに行くと
ねるねるねるねを買うか真剣に迷って
買ったら大事にちょっとずつ食べる。

これは子供のわたしです。

大人だけだと疲れる

そして私の場合は
主に大人の比重が増えすぎると
あっという間に自分が分からなくなります。

大人で居続けようとすると
心の余裕を失って
子供で居ることも
大人で居ることも
どちらもできなくなるんです。

大人で居ることを
精一杯頑張ろうとしても
子供の自分を無視していたらだめなんです。

だから、わたしは一生
未熟者でもなんでもいいいから
コドナで居たいと思っています。

世の中みんな「コドナ」ばっかり

結局そうだろうなと
そんな気がしています。

ていうか、そうです。
コドナしかいないはずです。

ただその大人と子供の比率が
8:2とか4:6とか
人によって違うだけで。

きっとそのバランスを認め合える人と
仲良くなったりするんだろうなと思います。

子供でいることが
許されない人もいるだろうしね。

だから大人の部分と子供の部分の
両方を大事にして
コドナはコドナらしく
心を大事に生きていきたいなと思いました。

まあ、居ないとは思いますが
もし「大人」の方がいらっしゃれば
「コドナ」に出会った際は
大目に見ていただけると大変助かります。

こちらも「大人」を大目に見ますので。


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