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【絵本づくり】コンクールの参加規定
先日、2024年のボローニャイラストレーションコンクールの受賞者の発表があり、オンライン上で公開されている作品を興味深く拝見しました。アナログ作品が多いようで、前回のコンクールで話題になっていたAIの技術を取り入れた作品は見受けられず、今年の審査員の好みがはっきりしていたように思いました。
58 回目となる今回のイラストレーションコンクールには世界 81 か国の地域から 3,520 点の応募があり、国際審査員は最終候補者 344 名を選び、その中から31か国 78 組の参加者に賞を授与しました。
イラストレーションコンクールはボローニャブックフェアのイベントの一つであり、HPの情報は膨大で参加規定にたどり着くのに苦労します。2024年の参加規定のページはこちら↓次回の参考に。
参加規定(抜粋):
未発表、または2022年1月1日以降に出版された、児童書向けの作品。モノクロまたはカラーで任意の技法で制作された作品5点を、デジタル形式で送付。イラストレーションは同じテーマから着想を得たもの。イラストレーションには、イラストレーションと一体化していないテキストを含んではならない。
コンクールの作品の登録とファイル提出期間は、2023 年7月3日から10月17日まで。ファイルには1~5までの希望する順番で番号を振る。
参加費は22ユーロ+VAT。学生は無料。(2006年12月31日以前に生まれたイラストレーターのみ)
現在、イラストレーション5枚分の構図を考えているのですが、少し迷っていたのは、用紙を縦で描くのか、横で描くのかという点です。
「2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のリポートを検索すると、
横で揃えている作品が多い中、両方を組み合わせている作品もあるということが分かりました。中にはサイズの違う用紙を組み合わせている方も。
B3サイズより大きな作品を見かけましたが、2024年の参加規定によるとサイズは最大50cm×70cm(もしくは70cm×50cm)、厚さ2mmまでとなっているので、縦横比が日本の規定サイズとは違うのかも知れません。
ついつい頭でっかちな記事になっていますが、自然散策の写真でもどうぞ✨
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会話しているかのようにみえてくる🌸
オオイヌノフグリが、1月末に咲いているということに驚きました。
葉は変色しているけれど、花の美しい色に惹かれて、じっくり観察。
そして、「ちょうちょ はやく こないかな」という絵本を思い出しました。甲斐信枝さんの描く、野の花たちの愛らしい表情を感じるお話で、大好きな一冊です。
昨年末に、甲斐さんの訃報を知りました。
甲斐さんの野の花への優しい眼差しが、絵本というカタチで残されたことを、感慨深く思います。ご冥福をお祈りいたします。
今後の制作に役立たせていただきます✨