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星のディグリー 【1°】は「スタート」の度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。

ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、ディグリーを深掘りしていこうと思います。
参考にしているのは、引き続きすたくろさんとコチラ。

度数の数字をサインそれぞれの成長段階と照らし合わせて読んでいきます。数字そのものの持つ性質や、数秘、タロット的な解釈も混じってきます。教科書を見ながらのただの書写しにならないように...自分のホロスコープにある度数やサビアンと照らし合わせつつ、深めていけたらと思っています。


まずはディグリーの性質と、同じ度数ディグリーにある12サインのサビアンシンボルを見ていきましょう。

【1°】スタート、サインのエネルギーを噴出させる度数

【1°のサビアンシンボル】
牡羊座1°(0-0.99°)
「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」
牡牛座1°(30-30.99°)
「清らかな山の小川」
双子座1°(60-60.99°)
「静かな水に浮くガラス底ボート」
蟹座1°(90-90.99°)
「船に掲示される巻かれ広げられる旗」
獅子座1°(120-120.99°)
「脳溢血の症例」
乙女座1°(150-150.99°)
「男の頭」
天秤座1°(180-180.99°)
「突き通す針により完全となった蝶」
蠍座1°(210-210.99°)
「観光バス」
射手座1°(240-240.99°)
「共和主義の威厳ある軍隊のキャンプファイヤー」
山羊座1°(270-270.99°)
「認識を求めるインディアンの酋長」
水瓶座1°(300-300.99°)
「古いレンガづくりの伝道所」
魚座1°(330-330.99°)
「公共の市場」

これだけ見ても何が何やらですよね。それがサビアンシンボルなんですけど...でもそんなちょっと引っかかるものが、意外と後々まで気になったりしませんか?

そんな、よくわかんないけど気になる!と突き動かされるような衝動は、1°のエネルギーみたいです。
教科書の中から気になるワードをピックアップしてみます。

1度のエネルギー
・はじまり、スタート
・無計画、衝動的、無意識的
・純度は高いが扱いに困る

「純度は高いが扱いに困る」が腑に落ちる...私のホロスコープでは射手座1°に月があります。
なんかこれすごいじゃん!って星読みを始めたけれど、どういう方向性に持ってっていいかわからないとかね。
それでもって高い理想をいつも追い求めていて、着地点がわからない...射手座太陽だったきっとあるはずの目標や着地点だろうけれど、月ですから、ねぇ。
でも、当然だけど月も蔑ろにはできません。人間は心と身体=魂の器=月を持って地球上で生きているわけですから。さらに私の月は2ハウスなので、自分の持っているもの(性質や体質、才能)を知ること、器を充実させるために心や身体が求めるものを知ること、などを無意識に追求したくなるところがあるのかもしれません。

タロットの1「魔術師」

ホロスコープのサインは「0°」が始まりですが、サビアンは「1度」から始まります。いわゆる「数え度数」で読む、というのが定説。なのでぴったり0.00°とか15.00°の場合も、サビアンシンボルは1°とか16°とか、次の度数を読むことになります。

度数にタロットの大アルカナを当てはめる考えがありますが、そうすると「0 愚者」の出番がない...けど、愚者は何者にもなれる「天体」を現しているカードなのかもしれませんね。タロットは愚者がさまざまな人物や出来事に出会って行って成長する物語だという解釈もあるので、ホロスコープのチャートルーラーのようなものとも考えられそうです。

デーカンとドデカテモリー

サインの30°の中で、度数によって他のサインのエネルギーが流れ込むという、「デーカン」と「ドデカテモリー」という考え方があります。

1°は、そのサインと同じサインの性質が流れ込む場所なので、まったくもって純粋なそのサインの性質です。
私の場合は、月射手座0.16°なのでかなり純度の高い射手座の性質になるのでしょう。
純度は高いけどもしかしたら安定性や持続性、応用性にに欠けるというようなこともあるかもしれません。それはサインの性質にもよりけり、形が定まらなかったり偏ったり...

勢いで始めますと言ったこのnoteもどうやってまとめていったらいいのか考えながらやってます。というのも純度約97%の射手座の月。射手座の探究心に火=勢い・飛び出す、柔軟宮=変化させる・応用する、などの要素が加わり、とりあえずやってみたい、やりながら考える、みたいなところが出てきているのでしょうか。
書き出してみるとあれもこれも盛り込みたくなって、どうにかわかりやすくまとめたいんだけどなぁと思ううちに仕上がらなくなる...
でも他の度数も見てみないことにはベストな方法はわからないから、どんどん書いていって後で直すというのもありかなぁ?

1°はサインの始まりであり変わり目です。「前のサインを否定する」とか「前のサインの性質を振り切って次へ進む」というような言い方がありますが、とにかく始める、始まっちゃったんだからやるしかない、というような潔さも必要です。
蠍座=水から射手座=火が飛び出す、「それが嬉しくて仕方ない」(松浦潔談)のが1°です。蠍座的な深いつながりや潜在意識の深淵から理想の世界へ飛び出ししたい、私の月はそんな欲求を持っていたんでしょう...
でも飛び出したらそこが楽園とは限らない。まだ見ぬ理想という深みにはまってることに気づかず、何度も脱皮を試みようとしてたのかもしれません。それなりに人生を歩んできたはずなのに、今までを全部リセットしたくなってしまうのです。
ほんとうの私という存在を置いてけぼりにして、月が映し出す理想という幻想を追い求める。そうすれば安心できるかのように貪欲に求め続けるんです。そのトリックに気づいちゃったなら、別の方向に変えていくしかないんですよね。

火から地へ、射手座の次は山羊座へ進むように、理想は現実化されなくてはならない。月が現す心の限界が見えてきたなら、身体へ目を向けてみよう。
すべては輪になり循環しているのだということを、いろんなところで感じるこの頃です。

そんなこんなで、次の2°はいつ更新できるやら?ようやく星のディグリーの旅の始まりです。



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