伊林 永典

2014年に名古屋市中区でatelier plowを始めました。「今日は特別だから着け…

伊林 永典

2014年に名古屋市中区でatelier plowを始めました。「今日は特別だから着ける」のではなく「何でもない日だけど着けていたい」そんなジュエリーを提案しています。https://www.instagram.com/atelierplow

最近の記事

買い付け

先日、インド・スーラトでの買い付けに行ってきました。 4回目のインド。今回はベトナムで3日間過ごしたこともあり、体調もかなりリフレッシュした状態でインド入りができた。 買い付けに行く直前まで年末の展示会に向けての制作や、円安の影響でのお金の準備などモヤモヤと考えることが多かったが、インドに到着した途端、「ただいま」「戻ってきた」に変わりました。 とにかく人人人。常に騒がしい路上。市場でカメラを持って歩けばすぐに人だかり。いつもエネルギッシュで人間臭いこの国が僕は好きだ。

    • TOYE

      こんばんは。今日、名古屋は久しぶりの快晴でした。皆様の街はどうですか?今回はちょうど2ヶ月前にオープンした新しいアトリエ兼店舗のTOYEについて書かせてください。 昨年末は3つの展示が各地で順に開催され、毎日の制作と店舗設営で心と身体のバランスが上手くとれていませんでした。今思うとまだまだ未熟者でした。そんな中スタッフ皆で一歩一歩形にしていったのを覚えています。 TOYEの施工の大部分を信頼するTake3の中嶋さんにお任せをして、空間のデザインについては約半年間納得のいく

      • 新しいアトリエ

        今のお店から徒歩10分ほどの場所に新しいアトリエを構えることになりました。築50年の古いビルの一角になります。前に使われていた方々がとても大切にした場所。ご縁に心から感謝しています。 初めてここに訪れた時に美しい空間だなぁと感じていました。長く仕事をしていると本当に何が起きるかわかりません。(続けてきて良かった。) 年内にはこの場所で新店舗も作ります。お店ができるまでは工房として活用して、いずれはスタッフだけでは無くこれから彫金を始める若者の力になれる場所にしたいです。一

        • ワークショップについて

          atelier plowでは、3階アトリエでアクセサリー のワークショップを開催している。始まりは10数年前。当時はワークショップという言葉もなかったと思う。 その時のお店は彫金教室ができるほど全てが充実していた訳でも無かった。それでも仲の良い顧客さんの要望で、数ヶ月に一回ほど少人数が集まり簡易的なアクセサリーの講師をしていた。 現在も続けているシルバーや真鍮のリングやバングルの他に東南アジアで買い付けてきたビーズや天然石を作ってのブレスレットが作れるワークショップも不定

          暮らすことは作ること

          毎日、ジュエリーを制作をしている。 出張や旅行など余程のことがない限り毎日アトリエには行って作業を続けている。 ジュエリーは人間が洋服をまともに着ていない時代から身に付けている物。俗に言う装身具。外敵から身を守り精霊が寄り添ってくれるお守りのような存在。また中世の貴族達においては権力の象徴や異性を惹きつけるシンボリックなアイテム。 色々な解釈があるけど昔、お世話になった先輩に教えてもらった話。僕は前者の装身具の話に強く惹かれる。 最近、お店とは別に新しいアトリエに引越し

          暮らすことは作ること

          旅が好きだ。 幼い時、旅人になりたかった。 ボヘミアンのような生活に憧れていた。 沢木耕太郎の深夜特急、ロバートハリスのエグザイルスなどに大きな影響を受けて、直ぐに旅に出たかった思い出がある。 学生時代からフラフラと海外を周り今では約20ヶ国ほど行ってみた。家族が出来てからは日本国内を車で回ったりと今でも放浪癖が直らない。 atelier plowを始める前のお店は旅をテーマに多国籍なアイテムを揃えたお店も8年程営んだ。自分で作ったジュエリー以外に中南米やアイヌ民族の

          続ける

          はじめまして。 名古屋でジュエリーショップを営んでいるatelier plowの伊林と言います。 自社でウェデイングリングやダイヤモンドジュエリーの制作、販売しています。 noteを始めてみました。アトリエの日常、制作したジュエリーのこと、私的に想うことなど色々と綴っていきたいと思います。続けることがテーマなので、定期的にではなく思うがまま自由に書いていきたいです。 atelier plowは夫婦でスタートした小さなアトリエです。6年前に法人化して、日々スタッフ皆で切磋