2023年のアトリエミストラルのテーマは?
皆様、こんにちは。アトリエミストラルのオーナー櫻井紀子です。
2023年が明けましてすでにいろいろが動き始めております。
思えば2020年に始まったコロナ禍で丸2年も、十分な活動が出来ませんでした。しかしそれでも企画をし、細々と続けてきましたが、昨年2022年は徐々にコロナも落ち着きを見せ行動制限も解除され、少しずつ動きやすくなってきた一年でした。
しかしコロナで離れたお客様にまた戻ってきていただくことは、かなりの労力がいると思います。時代は大きく変わりましたし、二極化していく予感があります。
そんななか、地方でごく小さなホールを運営していくにはどうすればよいか?アトリエミストラルはどこを目指すべきなのか?何がしたいのか?資金が限られる中、公共ホールにないもの・ここでしか体験できないこととは何なのか?を自問自答する日々でした。
しかし答えは意外にも、お客様からすでに伝えられていました。金庫室の扉をカメラに収めSNSにアップする方、ピアノに興味を示す方、共鳴板のことを聴いてくる方、元の銀行である空間に興味を示す方、そしてシリーズ化して演奏会をしたいと言ってくださる演奏家の方々、そこに必ず来てくださるお客様…そう、それこそが私が探していた答え。なんと今までの経験の中にあったのです。
要は、自分がやってきたことを信じられるかどうか。
そのためにやるべきことは何か?ということを考えた結果、それは私がやりたいコンサートをやること、でした。私がいいな、と思った演奏家の方、テーマ、プレイエルが生かせるプログラム、小さな空間だからこそ可能な内容。。。等々。
ということで、2023年のアトリエミストラルのテーマは
やりたいことをやる
やりたくないことはやらない
としようと思います。わがままで簡単なようですが、これを貫くって大変です。自分を信じられなくなったら、一瞬で瓦解しますから。
ということで新年最初の所信表明でした。
これからはnoteにて積極的にアトリエミストラルのコンサートについて発信していく予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。