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アフタヌーンティーフードについて

アトリエ・グルマン クミコ料理教室です。

アフタヌーンティーレッスンでは
私は料理人出身なので
料理、お菓子について学んでいただきます。

紅茶の種類、淹れ方などもとっても大事なのですが
それはその専門の先生にお任せ、いや、私も習いたいです(笑)

アフタヌーンティーフードの定番は
スコーン、サンドイッチ、そしてビスケット、ペイストリー
ですね。

1)スコーン
16世紀にはすでにその原型があったそうです!
19世紀後半には今の形に。スコーンという名前の由来は諸説ありますが、
スコットランドの古都スコーンには国王が戴冠式に座るイスの土台の石Stone of Sconeがあり、その形が似ているから付けられたとか。
王様に関係しているので、スコーンを食べる時にはナイフを使わず、手で割って食べるのが正式なのだそうです。
スコーンはベーキングパウダーを使って膨らませるので短時間でできます。ティータイムにぴったりですね。

2)サンドイッチ
18世紀にサンドイッチ伯爵が考案したというのは有名な話ですね。
(カードゲームが大好きな伯爵はゲームをしながらでも食事ができないかと考案!)
貴族の定番はキュウリのサンドイッチ。
キュウリのサンドイッチが出せるのは温室を持っているという裕福な証拠で、
昔は特にもてはやされました。
気軽に手に入るようになっても定番です。
アフタヌーンティーでは手でつまんで一口で食べられるように小さくカットします。それは口を大きく開けずにエレガントに食べれる貴婦人のための工夫です。

3)ビスケット
日本ではビスケットとクッキーを区別して定義しています。
ビスケットの方が脂肪分が多く、手作り風なのだそうです。

でも
イギリスではクッキー類は全てビスケットと呼んでいます。
アメリカではそれらをクッキーと呼ぶので
両国から渡ってきたので両方の呼び名を採用しているのですね。

イギリスはビスケット大国。ティータイムには欠かせないし、
スーパーのビスケット売り場に種類が多いこと!
そして一袋50ペンスほどで買える気軽なものもあります。
有名なショートブレッドもビスケットに入ります。

4)ペイストリー
一般的に、
ホテルのアフタヌーンティーはフランス菓子、
家庭でのアフタヌーンティーはイギリス菓子が出される傾向にあります。
私は個人的には
イギリスの素朴でどっしりしたお菓子は
紅茶がより美味しく感じます!

さ、これらの知識を頭の片隅に入れてから
アフタヌーンティーフード作ってみましょう!




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