ソウルフル・ワールド 22番は最強のカウンセラー

あんまりディズニーの所業に怒ってましたが、少しは観るか・・・と事前情報的に見てもいいかなと思った「ソウルフル・ワールド」を鑑賞しました。途中ダラダラしていましたが見返すとそんなにダラダラなシーンはアナ雪2と比べると少ない印象。ネタバレになりますので注意してくださいね。

あらすじ

ジャズピアニストとしての夢が叶うと喜ぶつかのまマンホールに落下したジョーは魂が生まれる前の場所で生まれたくないソウル22番と出会う。

あのジョーと22番が現世に戻る時に猫に入っちゃうのがちょっと意味わからなかった。(猫にはソウルがなってことか!?)

一番感動したのは22番がジョーになってあらゆる生きる煌めきを次々と見つけ出してしまうこと。コニーの音楽相談のシーンは特に印象深かった。あんなカウンセラーさんがいたら嬉しいと思う。

「ほんっとつまんないよね。」と最初は全部受け止めてから

「うまいね、すごいよ」と全力で褒めて応援してくれたらこんなに嬉しいことはない。

舞い降りる花びら(木の葉?)、ピザの味、地下鉄の歌、22番は煌めきを一気に見出したのにジョーは身体に戻ってから生きる力を失ってしまう。そして迷子のソウルになった22番に再会する・・・。

正直子供にはさっぱりわからないアニメかと思います。子供の頃は22番と同じく煌めきを知っているから。

悲しかったのはジョーがジャズクラブで働くことが決まってから、「憧れ」が「当たり前」になってしまうシーン。大人なら誰もが味わったかもしれない無力感。

一部気持ち悪いシーンもありましたが、総合的に観てもいいと思うディズニー作品でした。

Eriko


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