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自分の身体が嫌い

脚が太いことが悩みです。
痩せるときは顔から痩せるので、痩せるたびに老けていきます。

それなのに、脚は全然痩せない。
52kgまで落としても、ブーツが入らなかった。

普通の人より食べないと満足できないし
すぐ浮腫んで、体重の増減も激しい。

すぐに日に焼けて、水着の後は次の夏まで残っちゃう。
肌が弱いから、強い日焼け止めも使えなくて、
「なんでそんなに黒いの?」といつも言われる。
アトピーで黒ずんだ部分もある。

そんな自分の身体が嫌いでした。


ある日、おすすめに上がってきたInstagramの投稿で

「この身体だから、わたしとして生きてこられた」

と言っている方がいました。
(ちょっと文章は違うかもだけど、こんなニュアンス)


目から鱗も涙もボロッボロに溢れかえってきました。

あ、そうか。そうだったんだ。

いろんなことがあった。

身体も心も、たくさんたくさん傷ついて
本にできるほどのありとあらゆる痛みを知って、
普通の人では生きていかれないのでは?
と思うほどの経験をして…

それでも、わたしは元気に生きている。

ここに自分の脚で立てている。

何も壊さなかった。
喘息もアトピーもあるけど、
骨折もしたし、盲腸もとった。
生理が全然来ないのに、何ヶ月も血は出続けた。
それでも子どもたちに会えた。
身体から失ったものはないし、心も壊れなかった。

やりたいことをやって、欲しいものを手に入れた。
心だけが強かったんじゃない。

この身体だから、このたくましい魂を支えてこられたんだ。

それがわかったら、急に自分の身体が愛おしくなりました。

毎日、朝着替えるときに

今日もよろしくね

といい、夜は身体を洗いながら

今日もありがとう

と言えるようになりました。


またひとつ、自分を大切にできるようになりました。
これから、まだまだお付き合いいただく
わたしの魂の入れ物。
しっかり愛していきたいと思います。

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